ゆっくりと2 fk×mm

久しぶりに… ページ1

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｢蓮、今日ちょっとお出かけするよ｣



『んん…』



土曜日まだ眠そうな蓮を起こす



今日は宮舘先生に会いに行く日



｢ほら、パン食べよ？蓮が昨日選んだやつだよこれ｣



朝忙しくなると思って昨日のうちにパン屋によって


蓮が選んだ亀の形のメロンパン


『めーめ…』


｢そう、亀さんのメロンパンだよ｣



『たい…？』



｢んーん、痛くないよ、蓮に食べてほしいなって言ってる｣



亀さんが痛がるんじゃないか、なんて思うのも子供ならでは


高い声で、れんくんぼくをたべてっ！なんて言うと、ぱくっと食べた



『んー！』



｢おいしいね、いっぱい食べな？｣



パンを1個全部食べて、お腹いっぱいと言うようにお腹をトントン叩く



｢ほら、叩いたらだめだよ、痛い痛いなるよ｣


『んーっ、』


｢ごちそうさましようか、おててあわせて？｣



『ごっそさま！』



｢はい、偉いね｣



手を吹いてあげて自分のご飯を終わらせる




｢お着替えしますよ〜｣



『あー！』



ちゃんとおもちゃを片付けてこっちに走ってきてくれた



｢いい子だね、はいばんざいして？｣



着替えが終わるとお出かけだとわかってわくわく




｢今日は宮舘先生に会いに行くよ、まだ時間あるから遊んでていいよ｣



そう言うとお絵描きセットを出して絵を描き始めた




『ぱぱ！』



｢ん？｣



蓮の荷物を準備してると蓮に呼ばれて



｢なあに？｣



『ん！だーて！』



そこに描かれていたのは、俺と蓮と白衣の宮舘先生



｢ふふ、これどーぞするの？蓮から渡してあげな？｣



そう言うと両手に持ってうずうず




｢はい、行くよ〜くっく履きますよ｣



絵を離したがらないから履かせてあげると早く行くぞとジタバタ



車に乗せたらすぐ寝ちゃうけどね



｢蓮着いたよ、おっきしようか｣



『ん〜、ぱぱ…』



｢ほら、いくよ｣



眠くてグズグズな蓮を抱き上げて病院に入る



しばらくすると名前が呼ばれた

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