ゆっくりと fkmm

社会見学 ページ33

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｢蓮、シーだよ、わかった？｣


口に人差し指を当てると両手で口を抑えた



｢そこまでしなくてもいいよ笑｣



いつもと違うから少し緊張しながら会社に入る




｢おはようございます、ご迷惑おかけします…｣



"わ！その子が蓮くん？"


"かわいいー！"


女性社員の方からの黄色い声援に驚く蓮



｢ふふ、可愛いってよ？褒めてくれてるんだよ｣



『あぅ…』



恥ずかしいのか俺の肩に顔を埋めてしまった



部｢お、蓮くん久しぶりだなあ、元気にしてた？｣



｢あ、おはようございます、すみません連れてきて…｣



部｢離れたくない時もあるよな、仕方ないよ。無理に預けてくるより気持ちが楽だろうし、遊ばせてていいからね。｣



部長が蓮にお菓子をくれて、蓮の機嫌も直ったみたい



知らない間に連れてきた小さなクマのぬいぐるみを手に握ってウロウロ歩いては



目に付いた社員に見せつけている



『ば！』



"可愛いの持ってるねえ、蓮くん"



｢ちょ、蓮落ち着いて、シーだよ｣



"いいのいいの、かわいいから笑"



すると蓮がこっちに走ってきて



『む〜…んん…』



お腹を触って何かをアピール



…お？



｢トイレ？トイレしたい？｣



抱っこして連れていくとトイレでできたみたい



｢蓮今言えたね、偉いよ｣



頭を撫でると褒められてるとわかってニコニコ



部｢トイレでできたのかあ、偉いなあ｣



みんなに褒められて何故かドヤ顔の蓮



｢ふふ、何そのお顔は笑｣




これが自信に繋がるといいな

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