ゆっくりと fkmm

"夢" ページ14

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夢を見た



すごく不思議な夢




〜〜〜〜〜



『パパ、おはよ！』


｢蓮…今パパって…しかもおはよって…｣



『何言ってんの？もう小学生だよ？』



目の前にいるのは随分と背が伸びた蓮



『学校行ってきます！』



元気に学校に行って戻ってきたかと思えば今度は中学生の制服



夢だからかな、そんなおかしな状況をすんなりと受け入れる自分がいて



｢おかえり蓮｣


『ただいま…』



うわ、反抗期だ、かわいいな、声変わりしてる…



なんて思っていると部屋から出てきたのはさらに大きくなった蓮



『父さん、明日彼女連れてきていい？紹介させて』



｢彼女!?｣



そっか、いつか蓮にも恋人ができるんだよな



そしたらその人と幸せになるんだろうか




〜〜〜〜〜




『あーっ…だーぅ…』



｢夢か…そうだよな…｣



ハッと目を覚ますと俺の上に馬乗りになって俺を見つめる蓮



｢ふふ、蓮起こしてくれたの？おはよう｣


『だ！』



降りていったかと思えば佐久間を連れてきた



sk｢お、蓮偉いねえ、パパ起きたよって教えてくれたんだ｣



｢あ、佐久間おはよ｣



sk｢昨日ね、ふっかの職場の人が、1週間くらいお休みさせてって。あと部長さんがお見舞いに来るって。今日の午後って言ったかな…｣




｢何から何までありがとう、佐久間も忙しいのに…｣



sk｢元気になったら皆で焼肉ね！｣



昨日とは打って変わっていつもの明るい佐久間になっていた



"こんなに蓮のこと考えてるんだもん、大丈夫"



"1人じゃないよ"




昨日の佐久間の優しい声と表情を思い出して心が暖かくなる




｢よし、蓮、ご飯食べよっか｣



『あー！』



蓮を抱き上げてリビングに行くとソファでこくりこくりと船を漕ぐ翔太



｢翔太、おはよ〜起きてる？笑｣



sk｢あ、静かだと思ったら二度寝してる!?｣



いつもこうなんだからー！と翔太を抱き上げて、起きろ起きろと声をかける佐久間



｢翔太俺が起こしとくよ。ご飯ありがと｣



sk｢じゃあ頼んだ！ちゃんと起こさないとご飯つまらせるんだよ〜｣



困った時はお互い様だよな

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