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こんなにも。 ページ3

セイヤside

広島と西宮。

遠い。遠すぎるやろ。

会えんすぎて死にそうやわ。

主にA不足で。

年下なんか興味ないって思っとったけどこんなに好きなると思うてなかった。

会えん。

辛いな。

こんなにも好きやのに会えんなんて。

毎日あの笑顔が見たいんや。

Aの全てが愛おしい。

オレは…オレは

どうすればええんや。


連絡とったってLINEしたって足りへん。

思いっきり抱きしめてやりたい。

あの柔らかい肌に触れたい。

好きや。やっぱり好きや。

音楽よりも、寝るよりも、何しとるよりも。

ヨコタ「おーいぼーっとしすぎ」

「え?あぁすまんな。」

ヨコタ「この前言ってた彼女の事?」

「まぁな。めっちゃ遠距離やから会えんのが辛いなって思っとっただけや。」

ヨコタ「それは彼女ちゃんも一緒だとおもう。」

…そっか


オレばっかやないんや。

Aも同じはず。

きっと同じ気持ちや。

よし今からでもええ。電話しよう。

初めての電話や。

スマホを取り出す。

一度も触れたことがなかったAの電話番号。

通話ボタンをおす。


プルルル



「もしもし?セイヤさん?」


「っ!Aいつ会える!」

「え?い…今でも会えます。」

「オレはお前が好きや!!めっちゃ好きや!!」

「どーしたんですか?急に」

「オレなお前に会えんくてめっちゃ寂しくて苦しくてな。こんなこと初めてなんや。」

今まで言ってへんかった言葉。

伝えな。

ここで言わな男やない。

「オレは…お前を愛しとる。バンドのメンバーよりも音楽よりも愛しとる。」

「…!ありがとうございます。私はあなたに会えて良かったかも知れません。」

「いや!オレらは運命の出会いやったんや!お前に出会えんかったらオレは今何やっとるか分からん!ほんまに好きや。これからも一緒におってくれるか?」

「もちろんです。私もセイヤさんのこと愛してます。大好きです。誰よりも。

会いに行こう→←デレ期。



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作者名:蘭未 | 作成日時:2016年12月14日 23時

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