にのやま

にのやま(高熱) ページ46

山田side



次の日、朝起きたときから倦怠感があった。頭も痛くぼんやりとしていた。
熱を計ってみると微熱だった。





せっかくの休日のため、家の掃除をゆっくりと作業していた。




朝もお昼も何も食べれず、そのためお薬も飲めなかった。





熱があがってきているのは分かっていたが、計ると余計にしんどくなるため、午後からは計っていなかった。




何をするわけでもなく、顔まで毛布をかけて寝ていた。
すると、「ピンポーン」とインターホンがなった。




しんどい体を起こし、玄関に行くとそこにはにのさんがたっていた。



どうやら、俺のことを心配してお見舞いにきてくれたらしい。


嬉しかったけど、上手く対応することが出来ず、にのさんは俺のテレビを使って静かにゲームをしていた。

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