恋して雪緑 (ページ23)

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岩本照side

俺は、今日満月の日…の為阿部とめめを二人っきりにして、阿部の敵をうちにスタジオにやって来た。

スタッフさんも、俺を待っていたらしくすぐにあうことが出来た。

スタッフ｢よっ！元気だったか？｣

岩本｢今更阿部になんのようだ？何が目的だ？｣

スタッフ｢相変わらずあの人のことになると怖いね～笑…。｣

岩本｢いいから答えろ！｣

スタッフ｢分かったよ。俺は、阿部が嫌いなんだよ。お前を吸血鬼にしたのは俺だ。俺は、お前が大好きだった。でも、あいつが奪った。何もかも奪われた。だから、あいつを痛めつけてやった。｣

岩本｢確かに、俺とお前は仲が良かった。でも、俺には、阿部も同じくらい大切な仲間だった。その人を傷つけるやつは俺は嫌いだ。許せない。｣

スタッフ｢そんなっ…言い方しなくても…。｣

岩本｢確かに、多分阿部がいたら言いすぎって注意されると思う。だから、今回は許す。でも、もう同じことはしないでくれ。頼む…。｣

スタッフ｢分かったよ。それより…今日満月だろ？あいつは大丈夫なのか？｣

岩本｢めめ次第だね。｣