【刀剣乱舞】弟大好き系粟田口長女は可憐で愛されているんです

桜が31枚目 ページ34

A「ｸﾞｽｯ、ｳｩ………」



『大丈夫、大丈夫だから
あなたならやっていける。三条とも、粟田口とも、ほかの刀とも、ね？
あなたは三条の長女であり、粟田口の長女なのよ？もっと胸を張っていいのよ

…さ、みんなが待ってる。行ってきなさい』



A「………っ、あぁ、世話になったな、月夜…」



『ふふっ、大丈夫ですよ
またなんかあったらいらっしゃい？なんでも力になるからね』



A「っ、あぁ！
じゃあ、またな」



『えぇ、またね、A』




そう言うと、わらわの体は光に包まれた









.









.









A「ん………」




目を開くと、そこは本丸だった




A「…ぇ………」




そして、周りを見ると、わらわの近くでは粟田口の弟達がお昼寝をしていた




A「こ、これは…？」



一期「姉上、お目覚めになりましたな」



A「っ、一期！…姉上、って…」



一期「…たとえ最初が三条であろうと、私たちにとっては大切な姉上です。それは過去を聞いても変わりません
むしろ、私たちに本当のことを打ち明けてくれて、本当は嬉しかったのですよ」



A「、なぜ…？」



一期「私たちに、まだ姉上自信が受け入れられないほどの話をしてくれた
それは、私たちを信用してくれているという何よりの証拠です。違いますか？」



A「……じゃが、わらわは…」



一期「それとも、姉上は私たちの"姉"というのが嫌なのですか？」



A「…っ、そんなわけないであろう！
わらわはそなたらの姉がいい！」



一期「ふっ、それでいいじゃないですか
それでこそ、姉上ですよ」

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