世界で一番難しい恋【QuizKnock】

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メンバーが揃ってきたが、女性は私のみ…。


三好さんどこいっちゃったの()


男性の中にズケズケ入っていく気は無いので、今の私には問題集を読み続けるしかない。



山｢えー！もうそんなに進んでるの？！｣



話しかけてきた山本さんが、私の向かいに座った。



あ｢通学中暇なので…笑｣


山｢あぁ、そうなのかぁ〜

この前みんなで出かけた時、実家から通ってるって言ってたもんね〜｣


あ｢一人暮らしってなんか大変そうで笑｣


山｢うんうん｣



〜♪〜♪〜♪



電話が鳴った。


私のポケットは振動していない。



あ｢先輩の方ですね。｣


山｢ちょっとごめん｣




先輩は席を立って、部屋の端っこの方へ移動しながら電話に出た。



山｢もしもしー

…はい。あー、はい、はい。

…

それ遅れたら明日にも影響しますよね…？

…あ〜…。

確かに困るなぁそれは…。｣



電話を片手に苦笑いする山本さん。


私は相手が誰かはもちろん知らないけど、
敬語を使っているあたり、先輩かな？と推測した。



山｢最悪、うちのサークルの人で…

はい、了解です

あ、これから活動なので

はい、終わり次第すぐ行きます

はーい、失礼します｣



電話を切った先輩は、何を探しているのか部屋の中をぐるーっと見渡す。


同時に目が合いそうになって、急いで問題集に視線を戻した。

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