【ヒロアカ】私じゃ無理なの??2【爆豪勝己】 (ページ44)

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63話＊優しさページ44

今日は熱があるのかと思う程さらっとリードしてくれたり、歩幅合わせてくれてる。こんな事を他でもしてたら普通の女子はコロッて落ちるだろう。まぁ顔は悪くはなく勿論良いわけで…なんか腹立つけど。

爆｢おい、さっさと決めろ。｣
『え！あ、うん』

パスタが美味しいと評判のお店に入り、食事をとる事になった。メニューにはどれも美味しそうに撮られており、決められない…

爆｢おせぇ｣
『う"ｯ悪いわね、迷ってるんだから仕方ないでしょ！』

このクリームのにするかそれともトマトのにするか…どっちも食べたい！！

『勝己はさ、どれ頼むの？』
爆｢ん｣

指差すのは私が迷ってたトマトの方でスパイスが効いた夏仕様のものだった。

『じゃあさ、一口それ頂戴！』
爆｢あ"！？｣

ああやって怒ったものの結局は一口くれるんだから、素直になればいいのに…

食事を終えた後は勝己がコーディネートをしてくれた。これからの夏にぴったりのファッションで私の好みにも合致していた。

なんでか私の好みにぴったりなんだよなぁ。腹立つけど。

夕方前にはショッピングモールを出て帰路に着いた。

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翌朝

体育祭の疲れも少し癒えた今日は雨。

雄英へ電車で向かっている時だった

｢あの！ヒーロー科の氷室Aさんですよね！？｣

『うぇ！？あ、えはい！』

｢お隣は爆豪勝己さんですか！｣

爆｢あ"！？｣

満員電車の中で知らない人にいきなり声をかけられた。

テレビで見たと話すと周りにいた人達からも声をかけられ、苛つく勝己を宥めながら私はその人達と対応した

｢テレビで見るより小柄で可愛らしいね！｣

｢応援してるわ！頑張ってね｣

暖かい声援を受け、私は改めてこの人達を守るためにも精進して行かなければと思ったのだった