46話＊準備 ページ27
昼休み
教室は体育祭の事で持ちきりになっていた
麗「Aちゃん、デク君、飯田君…頑張ろうね体育祭」
『顔がアレだよお茶子ちゃん！？』
お茶子ちゃんはいつものほわほわしているのとは豹変している
食堂へ向かう途中で先程の意気込みについて尋ねてみる
「「「お金…！？」」」
麗「究極的に言えば。なんかごめんね不純で…!!飯田君とか立派な動機なのに、私恥ずかしい」
飯田「何故!?生活のために目標を掲げることの何が立派じゃないんだ？」
『うん でも予想外だよ』
お茶子ちゃんの実家が建設会社でお金に困っているらしい
そのためヒーローになってお金を稼ぐそうだ
するとオールマイトが出久をお昼に誘い私達は３人で昼食をとることに
順番待ちの時に後ろの２人が呼び出された理由など話していると近くにいた轟君がこちらを見ていた
放課後になり、出久達と一緒に帰ろうと席を立つとA組前の廊下には人だかりができているのに気が付く
『これは何事？』
爆「敵視視察だろ 雑魚」
帰り際の勝己は困惑している峯田、さらにはクラスま前の廊下にいる人たちにまで暴言を吐く
するとその群衆をわけて一人前に出てくるとヒーロー科に対して宣戦布告を言い放った
(((この人もこの人で大胆不敵だ！)))
その後Ｂ組までもが来る始末
おかげで他クラスからは批判殺到…
切「おめぇのせいでヘイト集まりまくっちまってんじゃねえか！」
切島君が文句をいうも言い返されそれに納得するクラスメイト
いやいや！敵増やしただけ！！！
私は皆に謝り、勝己を追いかけた
悠然と前を歩いている奴の背中に向けて鞄を投げる
『ちょっと！敵増やしてどーすんの！！』
爆「A てめぇなんか俺に隠してるだろ」
おそらく昨日のことや今朝の行動のことを言っているんだろう
あんな態度をとったんだ何かあったと思うのが自然だ
『ごめん…まだ言えない』
爆「チッ」
幼馴染の自分にさえ秘密にしている事に腹をたてたのだろう
先に帰ってしまった
『私が必ず守るから……』
その言葉はあなたには届かない
参加種目の決定、それに伴う個々人の準備
短いような長かったような二週間が過ぎた
錬金術の基礎、戦闘訓練等辛い鍛錬をこなしある程度一人でも戦える力を得た
そして雄英体育祭本番!!
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作者名：★MAKARON★ | 作成日時：2016年7月13日 20時
