11 JK ページ11
side:JK
「チャージャー麺。それ、僕の？」
A「あ、うん。オッパ キムチチゲ嫌いだったでしょ？」
「...____覚えてたんだ」
キムチチゲが嫌いだったのは、15歳くらい頃までで、今はキムチチゲが好きになった。
それなのに僕は咄嗟に嘘をついた。
Aが僕のために、ご飯を作ってくれた事、好き嫌いを覚えてくれたことが嬉しかった。
JN「うわ...マジでこれ美味しいな」
HS「ヒョン！それ僕の分じゃないですか！？」
YG「おい、口の中のもん飲み込んでから話せよ..」
ヒョンたちも、Aの作ったキムチチゲを休む間もなく食べ続けては、「美味しい」と言った。
僕に作ってくれたチャージャー麺を黙ってすすりながら、食卓に響く そんな賑やかな会話を聞いていた。
TH「ジョングガ、テレビのリモコン取って」
「はい、何かやってるんですか？」
TH「いや、何となく」
テヒョ二ヒョンがテレビをつけようとした時、
A「....っ！！」
何故かAがテヒョ二ヒョンからリモコンを奪い取った。何か隠しているかのような動揺ぶりを、怪しく思い、ヒョンがまたAからリモコンを取り、テレビをつけた。
「.......っ」
テレビに映っていたのは_______...
A》“ 私が音楽を始めた理由 ” ですか？
ある音楽番組の再放送が流れていて、丁度MCがAにインタビューをしているところだった。
Aは恥ずかしそうにして、テレビを消そうとするがリモコンをテヒョンニヒョンから取り返せないでいた。
JM「Aちゃんが音楽を始めた理由？？それ僕たちも知らないよね？」
NJ「それにしてもやっぱりグガと似てるな〜」
「流石兄妹〜」なんて言うナムヒョンに反応する余裕もなかった。
Aの音楽を始めた理由が、僕はまだ知らなかったから。
.
続く (更新停止中)
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作者名：白うさぎ x他1人 | 作成日時：2020年3月21日 17時
