忍者達は幻想少女達と共に鬼達を滅する〖2〗 (ページ33)

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第83話ページ33

紫「あ、そうそう。貴女達、珠世の言っていたあの【呼吸】について・・・知りたいでしょ？」

早苗「知ってるんですか！？」

紫「その【呼吸】は・・・継国縁壱が使っていた【呼吸】であり・・・"すべての【呼吸】の始まりの【呼吸】"」

妖夢「す、すべての【呼吸】の始まり……！？」

紫「その名は【日の呼吸】、その【呼吸】を使えるのは継国縁壱みたいに身体能力に優れている者のみで、その【呼吸】の使い手の｛日輪刀｝は・・・"黒色"」

魔理沙「黒色！？つまり炭治郎と伊作は【日の呼吸】を使えるって事か！？」

紫「ええ、でも・・・無惨との決戦までは、できる限り使わない方が良いわ」

炭治郎「え？」

伊作「なんでですか？」

紫「無惨が継国縁壱によって死の直前まで追い込まれたの、珠世から聞いたでしょ？」

妖夢「う、うん」

紫「無惨はそれから【日の呼吸】を脅威とみなしてね、【日の呼吸】を使う者を見つけ次第、問答無用で殺しているの」

魔理沙「なるほどな・・・決戦前にバレて殺されない為にも、決戦までは使うのを控えた方が良い、って事か」

紫「そういう事よ」