戦楼救(せんろうきゅう)

第４話　幻想郷編〜紅魔館〜 ページ4

立夏)魔理沙、あの建物って紅魔館？
魔理沙)ああ。そうなのぜ。あれが紅魔館だ。

なるほど…遠くから見ても見えるってことは相当でかいのか…実際に見てみると、迫力あるなぁ…

立夏)魔理沙はよく通ってるんだよね？本盗みに。
魔理沙)盗んでるんじゃないのぜ。一生借りてるだけだ。
立夏)それを盗むっていうんでしょ…
魔理沙)まぁいいだろ？たまには返してるし。
立夏)あ、返してるんだ。偉い。
魔理沙)お前は母親か！
立夏)違いますー

私の世界の魔理沙ってちゃんと返すんだ…優しっ…
まぁ…私自身があまり怒らないとそうなるか…

魔理沙)そろそろ降りるぜ、立夏
立夏)わかった

美鈴)あ、魔理沙さんと…誰ですか？
立夏)美鈴が…寝てないだとっ…！？
美鈴)私のイメージなんなんですか？というか名前知ってるってことは立夏さんですね？

まじか、それだけでバレるのか。凄いなこの世界。
誰が作ったんだ、あ、私か。

魔理沙)美鈴の予想通り、こいつが立夏だぜ。
立夏)初めましてだよね、よろしく美鈴
美鈴)よろしくお願いします、立夏さん。あ、咲夜さん達も楽しみにしてましたよ。
立夏)そんなに？
美鈴)はい。だってこの幻想郷を創ったのは立夏さんですからね、その話で皆盛り上がってるんですよ
立夏)こっちに来ると、私ってそんなに称えられるような存在なのか…
魔理沙)そうなのぜ、慣れないとだな！
立夏)慣れるのに時間かかるなぁ…これは…

本当に時間がかかりそうだ。ただの人間の私が、こっちに来ると現人神同然みたいなもんなんだから…

美鈴)入りますか？立夏さん
立夏)うん、中の方が広いらしいし、楽しみだなぁ。
魔理沙)私は本を借りに…
美鈴)行かせませんよ？
魔理沙)えぇ…わかったのぜ、今日は借りないのぜ…
美鈴)出来れば毎日借りないで欲しいところですが。
魔理沙)それは約束出来ないのぜ！
立夏)魔理沙って努力家だもんね
魔理沙)それを言うな！
美鈴)…意外ですね、あの魔理沙さんが。
魔理沙)美鈴、それ以上言ったら強制的に弾幕ごっこやらせるからな？
美鈴)ハイ
立夏)案内してー美鈴ー
美鈴)分かりました、入ってください。

広っ…本当に外見た感じよりも中の広さが凄い…

魔理沙)驚いてるな、立夏。
立夏)驚くよ、そりゃ…広すぎるんだもん、想像以上に。
美鈴)私達は慣れましたけど…初めてですからね、立夏さんは。
立夏)そーだよー…二次創作っていうもので紅魔館もよく出てたけど…見たのは初めてだからね、一応。

紅魔館ってこんなに広いんだ…

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