＿＿さよなら。

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それから何時間かくらい過ぎて




お酒もまわってきた頃。




『はぁ〜』と大きなため息をついた私に



友里先輩がつっこんできた。




友「Aさ、今日もあの夢見たでしょ。」



ど、どストレートすぎじゃないですか。汗



焦りすぎて何も言えない。



友「まだ引きずってるの？」



『…引きずってません。』



友「ほんとに？ あ、そーだ、剛典、あんたの知り合いで誰かいい人いないの？」



岩「え？あぁ〜、どんな人がタイプ？」



『タイプっていうか…』



友「なんかあるの？」




『……浮気、しない人』



友「思いっきり引きずってるじゃない。」




『…あと、優しい人。』




優しい。




でもただ優しい人は嫌なの。




誰にでも優しくする人じゃなくて、




私だけに優しい人がいい。




優しいの意味を履き違えてない人がいい。




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