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「ここ、俺の秘密の場所」
『え、』
「A以外誰にも言ったことがないし、
連れてきたこともない場所」
『どうしてそんな所に私を…』
「Aが好きだからだよ」
ドクンッ
今まで感じたことのないような感覚
ドクンッ
「出会った時のAの笑顔」
ドクンッ
「何日たっても忘れられなかった」
ドクンッ
私もそうだった。
玲於さんの笑顔が忘れられなくて
モヤモヤしていて、
頭から玲於さんの笑顔が離れることはなかった。
『っ、私も…です』
『私も出会った時から玲於さんの笑顔が忘れられませんでした!』
一瞬驚いた顔をしたあと、
「一緒だな」
といってふわりと笑って見せた。
その笑顔につられて
嬉しさで溢れ出す涙に逆らって
思い切りの笑顔でコクリと頷いた。
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クララ - 面白かった!更新頑張ってください! (2017年2月11日 15時) (レス) id: 5073b0f41b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆづか | 作成日時:2017年1月1日 3時