【文スト】尾崎紅葉には息子がいました！ 男主 ２

５１話 ページ8

箕浦「胸部を銃で3発、それ以外は不明だ。殺害現場も時刻も弾丸すら貫通しているため発見できていない。」

乱歩「で、犯人は？」

箕浦「判らん」
　 「職場での様子を見る限り特定の交際相手もいないようだ。」


乱歩は箕浦から現場状況を聞いて何か判ったのか立ち上がり持っていた帽子を頭にかぶり直し箕浦に対して呆れたかのように笑いながら箕浦に指を指し言い放った。


乱歩「それ」

　 「何も判ってない。って云わない？」


箕浦「……。」


箕浦は乱歩に図星をつかれ、乱歩を睨んだ後、スッと立ち上がった。


箕浦「だからこそ、素人あがりの探偵になど任せられん。さっさと＿＿＿ 「おーい！網に何か掛かったぞォ」 ＿＿！＿」



乱歩達は声のした方へ振り向き、敦は何かと不思議に思い近くにいる巡査に問いた。


敦「何です。あれ？」

巡査「証拠が流れていないか、川に網を張って調べているのですが＿＿＿」

「ひっ…人だァ！」
　
敦「!？」ビクッ

「人が掛かってるぞォ！」

箕浦「何だと！」

敦「まさか……」

箕浦「第二の被害者！？」





　

ここにいる現場の誰もが第二の被害者か！？と騒ぎ、川から引き上げられたのは＿＿＿＿＿

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