検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:11,112 hit

49話 ページ6

「また殺人事件の解決依頼だよ!」



乱歩「この街の市警は全く無能だねぇ」
  「僕なしじゃ、犯人ひとり捕まえられない」ニッ

  「でも、まあ僕の《超推理》は探偵社いやこの国でも最高の異能力だ!」
  「皆が頼っちゃうのも仕方ないよねぇ!」


乱歩は黒蜥蜴で荒らされた社内をコツコツと歩きながら、自分の異能について語り始めた。



____ムギュ


敦「!?」ビクッ

乱歩「♪」

敦「^^;」
 「乱歩さん、その足元の本横の棚に戻さないと」汗

乱歩「これは失礼」

乱歩は、本を踏んでいた足をどけ、その本をしまう棚を指をさした。


乱歩「はい、どうぞ」スッ

敦「……。」汗

敦が困っていると、横から国木田が来てサッと本を持ち上げ棚に戻しながら、乱歩に話かけた。

国木田「頼りにしています。乱歩さん。」

敦「!」ビクッ

乱歩「そうだよ国木田」

乱歩はビシッと国木田に指を指して語り始める。

乱歩「きみらは探偵社を名乗っておいて、その実、猿ほどの推理力もありゃしない。」
  「皆、僕の能力《超推理》のお零れに与っているようなものだよ?」

賢治「凄いですよね《超推理》使うと“事件の真相が判っちゃう異能”なんて。」

国木田「探偵社いえ全異能者の理想です。」

敦「…」汗

敦は何を言っているのか訳が分からず、だだ立ったまま、立ち尽くしていた。

国木田「小僧」
  「ここはいいから乱歩さんのお供しろ。現場は鉄道列車で直ぐだ。」

敦「ぼ、僕が探偵助手ですか?そんな責任重大な」汗

乱歩「真逆。二流探偵じゃあるまいし。助手なんて要らないよ。」

敦「え?じゃあ何故?」

乱歩は触っていた植物から手を離し、敦に顔を向けた。






乱歩「僕、列車の乗り方判んないから。」

50話→←48話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (37 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
119人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

優華 - 続きをお恵みください!!!!!!!! (2019年7月29日 9時) (レス) id: 89bfd782f2 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - 続き楽しみにまってます。 (2019年4月13日 6時) (レス) id: 5a9be2042f (このIDを非表示/違反報告)
ゆみぽん☆(プロフ) - あみみーみるんさん» コメントよりご観覧して頂き誠にありがとう御座います。暫く最新出来ていなくて、誠に申し訳ございません!参考させて頂きます。 (2017年9月19日 18時) (レス) id: 352027866a (このIDを非表示/違反報告)
あみみーみるん - 更新楽しみしてます!ですが、更新暫くしてないみたいなので、更新停止とかに、したらどうですか? (2017年9月19日 15時) (レス) id: 0262f2c5b7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆみぽん☆(プロフ) - 夜巾恵美さん» ありがとう御座います!また、これからも最新は遅くなりますが見て頂けますと、幸いです。ありがとう御座います。 (2017年8月11日 15時) (レス) id: 352027866a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆみぽん☆ | 作成日時:2017年7月27日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。