49話 ページ6
「また殺人事件の解決依頼だよ!」
乱歩「この街の市警は全く無能だねぇ」
「僕なしじゃ、犯人ひとり捕まえられない」ニッ
「でも、まあ僕の《超推理》は探偵社いやこの国でも最高の異能力だ!」
「皆が頼っちゃうのも仕方ないよねぇ!」
乱歩は黒蜥蜴で荒らされた社内をコツコツと歩きながら、自分の異能について語り始めた。
____ムギュ
敦「!?」ビクッ
乱歩「♪」
敦「^^;」
「乱歩さん、その足元の本横の棚に戻さないと」汗
乱歩「これは失礼」
乱歩は、本を踏んでいた足をどけ、その本をしまう棚を指をさした。
乱歩「はい、どうぞ」スッ
敦「……。」汗
敦が困っていると、横から国木田が来てサッと本を持ち上げ棚に戻しながら、乱歩に話かけた。
国木田「頼りにしています。乱歩さん。」
敦「!」ビクッ
乱歩「そうだよ国木田」
乱歩はビシッと国木田に指を指して語り始める。
乱歩「きみらは探偵社を名乗っておいて、その実、猿ほどの推理力もありゃしない。」
「皆、僕の能力《超推理》のお零れに与っているようなものだよ?」
賢治「凄いですよね《超推理》使うと“事件の真相が判っちゃう異能”なんて。」
国木田「探偵社いえ全異能者の理想です。」
敦「…」汗
敦は何を言っているのか訳が分からず、だだ立ったまま、立ち尽くしていた。
国木田「小僧」
「ここはいいから乱歩さんのお供しろ。現場は鉄道列車で直ぐだ。」
敦「ぼ、僕が探偵助手ですか?そんな責任重大な」汗
乱歩「真逆。二流探偵じゃあるまいし。助手なんて要らないよ。」
敦「え?じゃあ何故?」
乱歩は触っていた植物から手を離し、敦に顔を向けた。
乱歩「僕、列車の乗り方判んないから。」
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優華 - 続きをお恵みください!!!!!!!! (2019年7月29日 9時) (レス) id: 89bfd782f2 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - 続き楽しみにまってます。 (2019年4月13日 6時) (レス) id: 5a9be2042f (このIDを非表示/違反報告)
ゆみぽん☆(プロフ) - あみみーみるんさん» コメントよりご観覧して頂き誠にありがとう御座います。暫く最新出来ていなくて、誠に申し訳ございません!参考させて頂きます。 (2017年9月19日 18時) (レス) id: 352027866a (このIDを非表示/違反報告)
あみみーみるん - 更新楽しみしてます!ですが、更新暫くしてないみたいなので、更新停止とかに、したらどうですか? (2017年9月19日 15時) (レス) id: 0262f2c5b7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆみぽん☆(プロフ) - 夜巾恵美さん» ありがとう御座います!また、これからも最新は遅くなりますが見て頂けますと、幸いです。ありがとう御座います。 (2017年8月11日 15時) (レス) id: 352027866a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆみぽん☆ | 作成日時:2017年7月27日 22時