【文スト】尾崎紅葉には息子がいました！ 男主 ２

４７話 ページ4

黒蜥蜴 銀サイド


目の前に広がっていたのは赤く染まっていた血で広がっていた。


＿＿＿嗚呼、殺したんだ。


でも、生きていくためには仕方のないことだ。強くならなければ……。家族を守れるぐらい強くならなきゃ。たった１人の大切な実の妹も見つけられないなんて、なんて情けない姉なんだ。


私は兄と違って異能力を持っていない。それでも私は、強くなるために暗殺術を身に付けやっと黒蜥蜴の十人長と呼ばれるぐらいの強さを手に入れた。

早く、この力で妹を……凛を守ってあげたい。そのために早く見つけてあげなきゃ。元気を出すため昔、古びたカメラで撮った写真を取り出そうとするが＿＿＿＿




＿＿＿＿っ！？＿＿そんな！？



＿＿＿”写真がない“！？



一体何処で落とした！？任務中に落とした！？それとも町中で！？

私があたふたと慌てて、写真を探していると…




＿＿＿＿ガチャ



芥川「＿＿＿ただい「兄さん！！」っ！？銀。抱きついてきてどうした？」

帰ってきた兄さんに私は飛びつき写真がどこかで落としたことを話した。


芥川「＿＿＿＿なるほどな。」

銀「ごめんなさい。大切な写真が……っ……」

芥川「謝るな。銀。僕も探してやる。だから泣くな。」

銀「うん。ありがとう。兄さん。」

＿＿＿私は写真を落としてしまったことを境に、まさか妹が見つかる情報が手に入るとは思ってもみなかった。

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