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ーその頃、Y学園の前にてー
ーマタロウ視点ー
宮沢《ガァァァァッ！》
マタロウ「なんかすっごい叫んでるー！」
剣豪紅丸〈これは・・・早く鎮めた方が良さそうだな〉
僕達がそんな会話をしてると、声がした。
？「おやおや、早く鎮めないと危ないですよ。〔YSPクラブ〕の皆さん」
マタロウ「誰！？」
すると僕達の目の前におぞましい程の妖力を身に纏った妖怪が現れた。
覇王・輪廻〈これは失礼、私は輪廻。覇王・輪廻。貴方達と同じ、妖怪HEROです〉
サン太夫「僕達以外にも［妖怪HERO］が居たの！？」
覇王・輪廻〈［妖怪HERO］・・・と言っても、貴方達と仲良くするきなど微塵もございませんので、そのあたりは御承知しといてください〉
おぞましい程の妖力を身に纏った妖怪HERO・・・。
そして僕達とは仲良くする気は無いという冷酷な発言・・・。
これは・・・。
マタロウ「ダークヒーロー登場キターーー！」
覇王・輪廻〈さて、自己紹介とかはこのあたりにして・・・〉
あれ！？
無視された！？
覇王・輪廻〈この化け物を鎮めるとしましょう〉
すると輪廻さんは背中にしょってた輪っかのようななにかを手に持った。
覇王・輪廻〈永久に苦しむが良い、地獄の輪廻で・・・〉
輪廻がそう言うと、輪っかのようななにかに妖力が集まり始めた。
覇王・輪廻〈【六道法輪・輪廻】！〉
すると輪っかのようななにかに集まってた妖力がその輪っかのようななにかに纏わりつき、宮沢さんに飛んでいき、宮沢さんに当たった。
宮沢《アァァァァァァァァッ！》
そして宮沢さんは元の姿になって倒れた。
サン太夫「凄い・・・」
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