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それから数日が経った。
「丈一郎様、」
「ん、なんや」
木崎に名前を呼ばれて返答する。
「私は今日で、丈一郎様専属の執事はやめます。」
「あぁ、そうか……………はぁ！？」
あまりにもさりげなく言うもんやから聞き流すところだった。
「執事をやめるってどうゆうことや」
「専属ではなく、この屋敷を守るサポートにまわります。」
木崎がサポートに？急すぎる。しかも今日で。
ありえへん、だって木崎は…
「ずっと俺の執事でいるって言ったやん」
「しかし、年も年なので…私情なのは分かっております。ですが、このまま私が丈一郎様の執事でいると、私は丈一郎様の足を引きずってしまいます。」
木崎は「申し訳ありません」と頭を下げた。木崎は悪くない。
「…分かった、体大事にせえや。」
「はいっ…」
ずっと俺をサポートしてくれて感謝しているし、体の事を考えると執事をやめるなと言えない。
てことは、俺には執事がつかなくなるのか？
「…なので、私の代わりに…新しい執事を雇っております。」
「新しい執事…？聞いてへん。」
「もう少しで来るはずです。」
「もう少しって…急やな…」
俺の新しい執事がもう少しで来るらしい。あまりにも急すぎて頭が追い付かない。多分来るのは木崎みたいな年のとった人やと思うけど。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
チャイムの鳴る音。もう来た新しい執事が。
「お迎えしましょう」
木崎と玄関に行き、執事を待ち構える。
「丈一郎様、開けてもらえませんか」
「…分かった」
ドアノブに手を掛ける。もう大体予想はついてる。きっと木崎が雇ったのは、木崎みたいな執事やろうと。
そしてドアノブを回した。
ｶﾞﾁｬ
「………は？」
ドアを開けるとそこにいたのは、年をとった執事ではなく…
「どうも！執事を任されました！大橋和也です！！」
想像とは１８０度違う若い執事やった。
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みー＆りー - 更新待ってます！ (2021年7月27日 21時) (
レス) id: a16eac8d1e (このIDを非表示/違反報告)
ひまり - 今２周目読み終わりました！先が気になりすぎます！！忙しいと思いますが更新楽しみにしています！！頑張ってください！応援してます！ (2021年6月30日 11時) (レス) id: c53fc1f622 (このIDを非表示/違反報告)
よる(プロフ) - さしみさん» この作品を読んでくださりありがとうございます！これから少しずつ更新していくので読んでいただけると嬉しいです！ (2020年9月27日 10時) (レス) id: be4e5c9e55 (このIDを非表示/違反報告)
さしみ(プロフ) - 久しぶりの更新ありがとうございます!お忙しいとは思いますがこれからも頑張ってください!楽しみにしています。 (2020年9月26日 21時) (レス) id: bf88c3a608 (このIDを非表示/違反報告)
よる(プロフ) - りんさん» コメントありがとうございます〜！精一杯頑張って更新します！！ (2020年3月1日 21時) (レス) id: be4e5c9e55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よる | 作成日時：2020年2月20日 20時
