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大橋がプリンを食べ終わった後、木崎が客室に来た。
「少しは打ち解けましたか？」
「はいっ！かな…「まったく」」
大橋に被せるように俺は言った。正直俺はこいつがどれだけ役に立つのかよく分からへん。
こいつには謎が多い。
「丈一郎様、大橋様にこの屋敷の案内をしてくれませんか」
「なんで俺が…」
「お願いします」
深々と頭を下げる木崎に嫌とは言えない。
「じゃあ案内よろしくな！」
「…行くで」
俺はとりあえず屋敷を案内することにした。
「…ここが俺の部屋。必ずノックしてから入れ。それと、俺がいない時は入るな。」
「えーなんで？」
「とりあえず入るな」
俺がいない時に入れないのは木崎も屋敷のメイドも同じ。
大切な物がたくさんあるから信用してる人でも入ってほしくない。
「分かった！」
笑顔の大橋は「絶対入らないから！」と言った。
「次は…ここや」
俺の部屋の隣のドアを開ける。
「…ここは？」
「ここはお前の部屋や。」
「えっ？」
「執事ってことは屋敷に暮らすってことやろ？空き部屋はここしかないねん。だから自由に使ってええで。」
そう言うと大橋はポカーンとしてる。
「ええの？」
「部屋が無いのは嫌やろ」
「…ありがとうーー！」
大橋はいきなりガバッと俺に抱きついてきた。姿勢を崩し、俺は壁に背中をつける。
「めっちゃ嬉しい！」
「そんなにか？」
「うん！」
部屋があるのがそんなに嬉しいのか？普通やと思うが。
「ってか、早く離れろや…」
「あ、ごめーん！」
やっぱり距離感がおかしい。いきなり抱きついてきたり大橋がよく分からない。
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みー＆りー - 更新待ってます！ (2021年7月27日 21時) (
レス) id: a16eac8d1e (このIDを非表示/違反報告)
ひまり - 今２周目読み終わりました！先が気になりすぎます！！忙しいと思いますが更新楽しみにしています！！頑張ってください！応援してます！ (2021年6月30日 11時) (レス) id: c53fc1f622 (このIDを非表示/違反報告)
よる(プロフ) - さしみさん» この作品を読んでくださりありがとうございます！これから少しずつ更新していくので読んでいただけると嬉しいです！ (2020年9月27日 10時) (レス) id: be4e5c9e55 (このIDを非表示/違反報告)
さしみ(プロフ) - 久しぶりの更新ありがとうございます!お忙しいとは思いますがこれからも頑張ってください!楽しみにしています。 (2020年9月26日 21時) (レス) id: bf88c3a608 (このIDを非表示/違反報告)
よる(プロフ) - りんさん» コメントありがとうございます〜！精一杯頑張って更新します！！ (2020年3月1日 21時) (レス) id: be4e5c9e55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：よる | 作成日時：2020年2月20日 20時
