みんながいるから

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kj 「 めめ、お腹すいたやろ。お粥作るな 」







そう言ってキッチンに向かうとめめは少し寂しそうな顔をした。







普段見ないめめの姿にドキッとするし可愛いなとも思う。









kj 「 めめ〜、すぐ作るからちょっと待っとき〜？ 」






そう言うと小さく頷いためめ。






でもその瞳からは " 早くしろ " というのが伝わってきて。










可愛ええやつやなぁほんま。











出来上がる頃にめめの方を見ると横になって冠番組のOAを見てクスクス笑っとった。











kj 「 めめ、そろそろ出来るけど食べるか？ 」








mg 「 …少しだけ、」





俺が声をかけるとすぐにテレビを消して体を起こしためめ。








めめに言われた通り少なめによそって持っていく。







mg 「 …おいしそう 」





kj 「 熱いから気ぃつけや 」










mg 「 … 」







そう言ってめめの前に置くもお粥を見つめるだけで動かないめめ。









kj 「 めめ、食べへんの？ 」







mg 「 …食べさせて 」







kj 「 ふぁ？！も、もちろんええで！！ 」










どうしたんか、めめ。







いつものツンデレめめとちゃうやんか。







mg 「 あー… 」








小さく口を開けて待ってるめめは子供みたいで可愛くて、思わずにやけてまう。









mg 「 ん…んまい 」








少量のお粥を口に持っていくとうまいうまい、ってもぐもぐしとるめめ。








めめってこんな可愛かったっけ？








俺の中ではかっこいいイメージの方が強いねんけどな。










mg 「 …ごめん、もう食べれないかも 」







kj 「 ええよ、頑張った方や 」







いつもより少なめにいれたお粥が半分ほど減ったところでおなかいっぱいになったみたい。









kj 「 まだ熱高いからな、薬飲んで寝ときや 」











薬は流石に飲ませてあげられへんから包みから出してめめの手にのせる。









mg 「 ん…まっず 」





kj 「 これで元気なれるなあ 」










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