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gr「お前…ら…はやく…に…げ…ろ」

 倒れた人はグルッペンだった。

sn「倒れているのに何言ってんの?
  患者が目の前にいるのに治療しなかったら、
  医者としての名折れじゃん。だから大人しく…」

 グルッペンは、しんぺい神を突き放した。

gr「す、すまない。だが、本当に近づくな」

sn「で、でも……………」

ut「しんぺい神やめよう。グルちゃんの今の症状
  は、しんぺい神の領域じゃない。僕の分野だ」

 そこにいる全員が疑問に思った。
 その時、鬱先生はグルッペンに近づき
 左手に持っているカッターで
 自身の右手を切った。

gr「何をしている……」

ut「グルちゃん、この血美味しそうだと思う?」

 グルッペンは鬱先生の手のひらを見て、
 うつむいた。

gr「…………………あぁ」

ut「OK…、しんぺい神とトンチはこっちに来て…
  コネシマは僕の鞄にある桜色の
  スマホ持ってきて。他は片付け…もしかしたら
  僕の実家に呼ばれるかも。」

 そう言って、鬱先生の手元にコネシマが
 スマホを持ってきた。

ut「ん、ありがとう」

kn「お前、いくつスマホ持ってんだよ」

ut「4つ。桜色は家族用、黒色が仕事用、
  青色が友達用、透明カバーが予備。
  シッマもう少しこっちによれ。」

 コネシマが数歩近づくと、周りに黒い壁ができた。

tn「なんや、これ?」

ut「結界。………しんぺい神ならわかるやろ。
  しんぺい神も、グルちゃんと同じような人やから。」

sn「同じような人?」

ut「しらばっくれても無駄だよ。中級神さん」

 しんぺい神は目を見開いた。

ut「そういう僕もしんぺい神たちと同じ人外。
  詳しく言うと、半分中級神半分サキュバス
  の祖先帰りや」

sn「はぁ?珍しいオス型のサキュバスな上に中級神やと?」

 
ut「そ、話戻すよ……結論から言うとグルちゃんは吸血鬼や」

 

3→←1 (夢主 中学2年生)



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夏海(プロフ) - 優斗さん» これからも頑張ります (2022年5月22日 10時) (レス) id: 1e2fcffed4 (このIDを非表示/違反報告)
夏海(プロフ) - あわあわ、推し作者からコメントが……  ありがとうございます (2022年5月22日 10時) (レス) id: 1e2fcffed4 (このIDを非表示/違反報告)
優斗 - ふむ、たくさんの世界戦があって面白いです♪頑張ってください!!応援してます! (2022年5月22日 10時) (レス) @page7 id: e352abdd5b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夏海 | 作成日時:2022年4月24日 14時

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