【実況者】守護者【夢主、腐向け、クロスオーバー】

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あの日から2ヶ月がたった。
　最終的にはメンバー全員が側近になることを決めた。
　最初はぎこちなかった家事や、
　戦闘も次第に慣れていき、貴重な戦力となっていた。

ku「………クラレ先生(怜良)国に提出する
　 書類作るから手伝って……」

kr「なにか必要な書類あったけ？」

ku「ほら、あの側近のやつの…」

kr「あぁ、あれねわかったよ……
　 でもその前に陣から連絡きてるよ？」

　そうやって差し出されたのは仕事用のスマホだった。
　画面の表記には黒澤陣と書かれており、
　すぐさま通話をオンにした。

ku「陣……何か用？」

陣『あいつらはいい側近になったか？』

ku「えぇ、最初の頃は任務のたびに吐いていたけど
　 今は大丈夫かな？割り切る方法教えたし
　 やっぱり1年部屋で人を殺すのと
　 現実で殺すのは違うか………
　 で、そんな話じゃないんでしょう？」

陣『あぁ、警視庁公安部に裏切り者がいる
　 まだ、内部の情報だけだが…
　 そろそろNOCの情報も言い始めるはずだ…
　 先に公安部に説明しておいてくれねぇか？
　 明日はだめでも今週中には』

ku「了解よ……」

陣『そろそろ切るぞ』

　そう言って陣は電話を切った。

kr「んで、なんだって？」

ku「クラレ先生(怜良)資料明日までに作るわよ」

kr「………了解、組織の方で何かあったんだな」

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