〻後編 ページ41
視界にジョシュアの姿を捉えたが彼は一人ではなかった。
「な、なんで二人もいるの…」
ジョシュアの隣にはスンチョルとジョンハンの姿もあった。二人はリハビリで今日は事務所には寄らない予定だと聞いていた。
「そういえば今日は事務所に用事があるから急遽来るって言ってたなぁ」
マネヒョン、どうしてそんな大事なことを僕に教えてくれないの。こんな形でクオズが揃ってしまうとは聞いてないよ。
「…マネヒョン、先に練習室に戻るね」
三人に見つかる前に着替えて、しれっとした顔で練習室に戻ろう。うん、そうしよう。
「マネヒョンこんな所で何してるの？」
「もしかしてスカウト？それとも新しい練習生？」
ジョンハンとジョシュアの声がすぐ後ろから聞こえてきた。ついさっきまで数十メートル先にいたはずなのに。
「！、あー、そうそう！スカウトしてたんだよ。歌もダンスもビジュアルもレベルが高くて将来有望な子でさ」
ピンチをチャンスに変える男、それがマネヒョン。
こんな時でさえドッキリを続けるつもりなのか。そして勝手にハードルを上げないでほしい。
「へぇ、マネヒョンがそこまで言うなんてね。君、名前はなんて言うの？」
スンチョルの問いかけにどう答えようか頭をフル回転させる。このままマネヒョンの悪ノリに付き合うか、それとも三人にネタバラシをするか。
「………オッパ、恥ずかしいです」
僕はマネヒョンの悪ノリに付き合うことにした。理由はこの三人にバレず、この場を切り抜けたいが為だ。
顔を伏せたまま大柄なマネヒョンの背中に隠れる。これ以上ややこしくしないでという意味を込めて、マネヒョンの背中を軽くつねった。
「あー、この子極度の人見知りなんだよ。急にお前らが現れてビックリしてるんだ。またあとでみんなに紹介するからさ」
マネヒョンの言葉に三人は納得し、事務所へ入ってゆく。その様子をマネヒョンの背中から見届けてから溜め息をついた。
「…マネヒョン、もう悪ノリしないで下さい」
「ごめんな！もうやらないから」
ハハハ！と豪快に笑うマネヒョンを到底信じることは出来なかった。この人、絶対また仕掛ける気だ。
「俺、ちょっとコンビニ行ってくるから」
「わかりました」
マネヒョンと解散してから僕は着替えをする為に事務所へ入り、使い慣れたエレベーターのボタンを押した。
「やぁ、新しい練習生さん。初めまして」
上の階から降りてきたエレベーターの中にはにやにやしているクオズが待ち構えていた。
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矢崎(プロフ) - さくさくさん» そうなんです…🐶ペンなのでシニュ君気になっていたんです…！（わんこ属性好きになりがち）でもジフン君書くときにたくさん動画を見ていたらジフン君の魅力にも沼りそうです🫠そのときは随時報告しますね（笑） (2月25日 23時) (
レス) id: 4e6327207d (このIDを非表示/違反報告)
矢崎(プロフ) - さくさくさん» この度はリクエストありがとうございました ❤︎ まだまだTWSの特徴が把握できず、ほぼ私の妄想です（土下座）さくさく様の推しであるジフンくんをメインで書かせていただきました！みんな内向的な所が可愛いですよね😌（笑） (2月25日 23時) (レス) id: 4e6327207d (このIDを非表示/違反報告)
さくさく - スキズがスンミン寄りとのことだったので、勝手に私の中ではTWSの推しはシニュ君かな？と思っているのですが、推しメン是非教えてください😊今回は本当にありがとうございました〜！！ (2月25日 21時) (レス) id: 8125d01b3c (このIDを非表示/違反報告)
さくさく - 矢崎様…!!改めてリクエストお答えしていただいてありがとうございます😌2度目のリクエストにもかかわらず引き受けて下さって...しかも私の推しのジフン君で書いてくださって本当にうれしいです!! (2月25日 21時) (レス) @page44 id: 8125d01b3c (このIDを非表示/違反報告)
矢崎(プロフ) - わんわんさん» わんわん様、ご愛読・コメントありがとうございます！！その展開はまだ先になると思いますが、徐々に書いていく予定です😌 それまでどうかお待ちください（土下座）今後の展開も是非お楽しみください〜！！！ (2月24日 23時) (レス) id: 2395726f09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：矢崎 | 作成日時：2024年1月12日 20時
