嫌い 7 ページ9
懐かしい夢を見た…まだ私と彼が付き合っていた頃の、楽しかった頃の夢。
A『………』
透『………』
付き合い始めた頃は、お互い恥ずかしくて会話すら上手くできなくて…今までどんな感じで会話をしていたっけ?などと考えていた…
透『…あ、え、えと…取り敢えず、今日から一緒に…その、帰りませんか?』
私が何を話そうかと考えていたら、蓮見君がいきなり敬語でそんな事を口にした…何だか可笑しくて、答える代わりに笑ってしまった事を覚えている。
透『な、何だよ…笑うなよな』
A『ご、ごめんなさい…いきなり敬語を使うから、つい…』
其れからは、2人共自然に会話が出来るようになり…楽しくて幸せな日々が続いた…
けれど、半年が過ぎたある日、蓮見君が私を教室に呼び出して突然。
透『…俺達、別れよう』
と、俯きながら言った…夢の中でもまた、同じ事を繰り返すなんて最悪だ…蓮見君、如何してそんなに私を苦しめるの…?
A「…もう嫌だっ!」
次の瞬間、自分の声に驚いて私は目を覚ます…夢で良かったと安心するが、直ぐに首を横に振った…あれは夢じゃない…私の過去
私と蓮見君が付き合っていた頃の、懐かしくて嫌な記憶…夢の中にまで彼が出てくるなんて…悪夢だな。
15人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミサぽん(プロフ) - 愛さん» 新作見に来てくれてありがと(*^^*)だけどさ、あの後輩君の話書きなおしてみるよ!また書き直したやつを見に来てくれたら嬉しいな!コメントいつもありがとね! (2016年4月6日 17時) (レス) id: 5bf4cfcaa2 (このIDを非表示/違反報告)
ミサぽん(プロフ) - 愛さん» お久しぶり!まぁ、純粋なんだと思うよ…多分 (2016年4月3日 16時) (レス) id: 5bf4cfcaa2 (このIDを非表示/違反報告)
愛 - 蓮見君……一途だな〜 (2016年4月3日 16時) (レス) id: 789c3bfe50 (このIDを非表示/違反報告)
ミサぽん(プロフ) - ami☆さん» ありがとうございます!尊敬している方からそんな言葉を頂けるとは…!更新頑張ります! (2016年3月27日 21時) (レス) id: 5bf4cfcaa2 (このIDを非表示/違反報告)
ami☆(プロフ) - 面白かったです! 画力と文章力を分けていただきたいです…! 続き気になります!更新頑張ってください(*´ω`*) (2016年3月27日 21時) (レス) id: 1a2d93ed11 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ