嫌い 13 ページ15
次の日、流石に2日も続けて休むのは良くないと思った私は高校に登校した。
「あ、真崎さんおはよう、風邪はもう大丈夫なの?」
A「うん、大丈夫だよ、心配してくれてありがとう」
話し掛けてきたクラスメイトの女の子に、私は軽く口元に笑みを作って答えると自分の席に座る…
席に座ると、私は蓮見君の方を見た…彼の周りには沢山の人が集まって話をしている、楽しそうだな…と思いジッと見ていた時。
透「………?」
A「……っ…!」
蓮見君と目が合った…私は慌てて彼から目を逸らす、ジッと見ているなんて変って思われたかな?私がそんな事を考えていたら…
透「おはよ、真崎」
A「…ひゃっ…!」
彼が私の方に近づき、話し掛けて来た…驚いてしまった私は声が裏返って変な声になってしまう。
A「…あ…えと、お、おはよう…蓮見君」
恥ずかしさで真っ赤になった顔を隠すと、蓮見君に向かって挨拶をする…
彼はそんな私を見て楽しそうに笑うと、皆の所に戻って行った…最悪だ…如何してか分からないけど、心臓の音が五月蝿くて、苦しい。
A「………」
いや、『分からない』なんて嘘…本当はもう分かっている…何でこんなに五月蝿いのか…
けれど、私は敢えて其れに気づかない振り…気づいてはいけないんだ、この感情の正体に…。
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ミサぽん(プロフ) - 愛さん» 新作見に来てくれてありがと(*^^*)だけどさ、あの後輩君の話書きなおしてみるよ!また書き直したやつを見に来てくれたら嬉しいな!コメントいつもありがとね! (2016年4月6日 17時) (レス) id: 5bf4cfcaa2 (このIDを非表示/違反報告)
ミサぽん(プロフ) - 愛さん» お久しぶり!まぁ、純粋なんだと思うよ…多分 (2016年4月3日 16時) (レス) id: 5bf4cfcaa2 (このIDを非表示/違反報告)
愛 - 蓮見君……一途だな〜 (2016年4月3日 16時) (レス) id: 789c3bfe50 (このIDを非表示/違反報告)
ミサぽん(プロフ) - ami☆さん» ありがとうございます!尊敬している方からそんな言葉を頂けるとは…!更新頑張ります! (2016年3月27日 21時) (レス) id: 5bf4cfcaa2 (このIDを非表示/違反報告)
ami☆(プロフ) - 面白かったです! 画力と文章力を分けていただきたいです…! 続き気になります!更新頑張ってください(*´ω`*) (2016年3月27日 21時) (レス) id: 1a2d93ed11 (このIDを非表示/違反報告)
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