極道三 ページ5
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かっちゃんを助けようと体が勝手に動いた。それは紛れも無い事実で、本当は怖いはずなのに僕は飛び出してた。
ヘドロに捕らわれた彼を助けたい。だって、思ってしまったんだ…あのかっちゃんの顔は助けを求めているように見えたから。
だけど【無個性】の僕じゃ、とても太刀打ちなんて出来なくてどんな言葉を並べても僕のこの行動は【無謀な自 殺行為】。そんなのは分かってる。分かってるんだ。
でも、僕はそんなことを考える暇もなく無我夢中だった。
そんな時現れたのは何処からともなく颯爽と姿を現し、とてつもない威力の【個性】でヘドロを吹き飛ばした少女だったんだ。
ゆらりと揺れる髪が、とても印象的で黒髪…じゃないどこか濡れたような髪質は僕の視界を掠めたのだ。
日本独自の文化とも言われる着物を身に纏っているこの少女は、最高にカッコいいと思うと同時に何て綺麗な子なんだろうと…思った。
本当に綺麗な子で、目が眩むほど美しいとはこの事を指すんだって思えるぐらい。
ヘドロはしぶとくて、次はその子を襲った。彼女はヘドロに気付かなくて振り返る前に呑まれてしまった。かっちゃんも驚いたようで【個性】で助けようと思っても手が出せないらしい。
驚いて手が出せないには語弊があるかもしれない。出しちゃ駄目なんだ。爆破で、呑まれた彼女が怪我をするかもしれない。かっちゃんも足掻き続けて疲れてるんだ…！
こんなピンチに颯爽と現れて救ってくれる。僕たちのヒーローはこの人しかいない。
オールマイト
オールマイトがヘドロ敵を倒してくれたお陰で、あの子も怪我が一つも無かったようで僕は安心してる。
説教を聞いていたら、どうやら彼女の迎えが来たようで…それを見た時僕は度肝鵜を抜かしてしまった。だって迎えに来た人が、本当にヤクザ…って言う感じの人で……。
「お嬢！ご無事ですか！？」
『大丈夫よ。それより着替えの着物は？』
「あぁ、それなら部屋を借りてますんでどうかそこで…」
『そう、ありがとう。彼には連絡してくれたの？』
「へい、少し遅れるとは…。」
『分かったわ。では、申し訳ないのですがこれで失礼させて頂きます。事情調査などがお有りならここに連絡して下さい。』
にっこりと微笑んでプロヒーローに連絡先の紙を渡した彼女は、誰もが認めるほど綺麗で…それでいてとても強い人だって思った。
あんな強い【個性】、憧れてしまう。
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亜純(プロフ) - 最高です！続きがとても気になります！更新頑張ってください!! (2018年9月12日 21時) (
レス) id: 430739def7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - いつも楽しんで読ませてもらってます！！更新頑張ってください (2018年9月8日 9時) (レス) id: a5de77afb3 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクの死骸(プロフ) - アヤさん» ウェンディー…可愛いですよね。ロリっ子で（（（殴。本当に好きなのはルーシィーなんですけどね（）懐かしいですよね笑笑久々に漫画を読み返したくなります笑笑 (2018年8月17日 20時) (レス) id: 5a6969804a (このIDを非表示/違反報告)
ミルクの死骸(プロフ) - しあ。さん» その通りです！夢主ちゃんの個性はフェアリーテイルを参考にモデルとして使ってます！！丸パクリだとなんかアレかな…って思ったので作者なりに変化をつけてるつもりです（（ (2018年8月17日 20時) (レス) id: 5a6969804a (このIDを非表示/違反報告)
アヤ(プロフ) - 作者さんもしやウェンディー好きなんですか？フェアリーテイルから引用かなー、とつい。懐かしいです。 (2018年8月17日 20時) (レス) id: 16b8101627 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルクの死骸 x他1人 | 作成日時：2018年8月7日 10時
