女軍人さん３ ページ5
今回
柱の男及び石仮面の調査と実験を行う事とする。実用的な兵器としての見込み、石仮面の使用実験。尚、これらは極秘と扱う事。
責任者、ルドル・フォン・シュトロハイム。
副責任者、アーレンス・A。
『…どうして早くこの事を言わなかったっ！』
「仕方なかったんだ。極秘と扱う案件だったからな。A、そんな事を言っても上官の意向は変わらんぞ？」
『だが、だが…ッ！それでは、お前が…っ」
「ん〜？何だ俺の心配をしてくれているのかァァ？嬉しいじゃあないかァァ！！」
軍事基地ではない。邸宅である。
芝生の庭があり、非常に大きく使用人も雇っているようだ。ドイツ式の美しい屋敷。彼女の趣味なのかは分からないが庭には沢山の薔薇が咲き誇っている。
あの仕事に移る前にシュトロハイムとAは5日間の長いようで短い暇を貰うことができたのだ。
彼女は軍服を脱ぎ、女性らしいロングのスカートを身に付け白色のブラウスが眩い。肌寒いのか羽織を着て彼に寄り添いながら今日の事を思い出す。
『あぁ、心配だ。……悪いか。』
拗ねたようにそっぽを向いて頬を膨らませる彼女の可愛らしい所。軍では絶対に見せてはくれないその顔にシュトロハイムは思わず不意を突かれてしまった。
非常に可愛らしい。拗ねて拗ねて、それでも精一杯の甘えなのか離れようとしないで隣にいる。
(か、可愛い……ッ！！俺のフィアンセは世界一ィィイ！！！)
「か、可愛い……ッ！！俺のフィアンセは世界一ィィイ！！！」
『なっ！！やめろ！恥ずかしい！！何故そういう方向に進んだ！！？』
広い屋敷の広い部屋の中。
二人の楽しげな会話派まだ続く。
(しまった、本音と建前が一緒に出てしまった。照れるA可愛い。)
(い、いつも恥ずかしげも無く、屋敷内は、まぁ、許しても頼むから軍ではやめてくれ！)
手と手が触れ、自然と楽しむ仕草。くすぐる手元、そして不意に重なる唇同士。
軽いリップ音が可愛く聞こえた。
(耳が真っ赤じゃあないか…ッ！！相当照れてるなァァァ！！)
(っ…コイツと居ると心臓がドキドキして可笑しくなる、恥ずかしいのに心地いい。)
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リルカ(プロフ) - ありがとうございます！心に染みました･･･。今回は肩甲骨と肋骨2本の骨折で済んだのでたぶん大丈夫です。肺にキズいったのが苦しいですが早く治します！(更新ありがとうございます！これからもよろしくお願いいたします！) (2018年1月8日 22時) (
レス) id: 2a1fc58100 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクの死骸(プロフ) - リルカさん» 夢主ちゃんは日々の努力を積み重ねて最強と言われるようになりました…。でもこれはあくまで物語の中なのでリルカ様は無理をなさらず休養を取ってくださいね！お怪我を早く治してください！ (2018年1月8日 22時) (レス) id: 5a6969804a (このIDを非表示/違反報告)
リルカ(プロフ) - 返信ありがとうございます！長刀と長槍の実戦試験はクリアしましたが、乗馬槍の試験で相手を倒した時にはずみで落馬して現在病院です(笑)周りは皆男なのでいつか夢主のように最強よ呼ばれるように頑張ります･･･。 (2018年1月7日 16時) (レス) id: 329c9acc1f (このIDを非表示/違反報告)
ミルクの死骸(プロフ) - リルカさん» おめでとうございます！おぉ、とても大忙しいんですね…！読み返して下さるなんてありがとうございます！更新…遅いですが読者の方々の為に頑張っていきますね！笑 (2018年1月6日 23時) (レス) id: 5a6969804a (このIDを非表示/違反報告)
リルカ(プロフ) - 返信ありがとうございます！無事短剣と短槍の試験を突破しました！明日は長刀と長槍、乗馬槍の試験があるので小説を読み返したいと思います･･･。更新よろしくお願いいたします！ (2018年1月6日 20時) (レス) id: 329c9acc1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルクの死骸 | 作成日時：2017年11月29日 21時
