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女軍人さん28 ページ32

二人はまだ夜のベットの中で寄り添いでいた。





心底恥ずかしそうに彼女は枕に顔を埋め、横目で彼を睨みつけます。普段なら末恐ろしい睨みもこの状況では只々可愛いだけである。

シュトロハイムはククッと喉で笑います。機嫌損ねた彼女はと頬を膨らませてプイッとそっぽを向いてしまった。そんな意外な一面がとても可愛らしくて、女の子らしいと思う。





『だ、だいたい、見ただけで襲うやつがあるか!馬鹿!』


「アレを見て襲わん奴は男じゃあないぞォォ!!じゃあ逆に聞くが、何故アレを着ていたんだ?ん〜??」


『ばっ!馬鹿者!変態!へんたい!』




プシューっと顔を真っ赤にして蒸気を発するA。こんな彼女を知るのは恋人の彼だけだ。









(……柱の男、石仮面…太陽か。)





不意に今日の出来事が頭によぎった。
もう止まらない、柱の男の事を調べなければならない。なぜなら、あの男が発見された場所の情報を見れば…あの男は最下層の地位だと推定される。

太陽以外の弱点を見出さなければ人類は終わるだろう。


その為に実験を繰り返しているのだから…。









『…今日、上官の方々の所に何のようで行っていたんだ……?』


「……。」


『…。今回の仕事のことか?何か、不備でもあったか…?』



「…柱の男。吸血鬼たちの報告もそうだが……Aが理不尽に仕事を押し付けられてる。それを、話していた。今後、仕事の量は減るそうだ。」


『……まさか、そんなこと話しに…?気にすることじゃあない…!』









顔を枕から頭をあげ上半身を起こし、眉間に皺を寄せてそう言う彼女は何処か苦しげだった。

シュトロハイムも上半身を起こし、Aと向き合う。


おどろおどろしい雰囲気が流れる。







「何を気にすることじゃあない…?実際、この間は体調を崩していたじゃあないかァァ…!?

軍人でありたいなら、自分自身の体力を把握しろッ!」






『っ…あれは、たまたまだ…!私はアーレンス家の血を引くんだ、これぐらいでへばっては…死んでしまった父上に、いや生前の当主に顔向けできん!!』




「あんな顔で顔を向けられては生前の当主も嘆かれるだろうな!!

勝手に事を運んだことは謝る。だが、俺はAの事が心配なんだ…ッ!」







『ルドル…。怒鳴って、すまない……私もつい…カッとなった。』









怒鳴り合い
抱きしめ合い
二人は愛を確かめるように


深いキスを交わした。

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リルカ(プロフ) - ありがとうございます!心に染みました・・・。今回は肩甲骨と肋骨2本の骨折で済んだのでたぶん大丈夫です。肺にキズいったのが苦しいですが早く治します!(更新ありがとうございます!これからもよろしくお願いいたします!) (2018年1月8日 22時) (レス) id: 2a1fc58100 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクの死骸(プロフ) - リルカさん» 夢主ちゃんは日々の努力を積み重ねて最強と言われるようになりました…。でもこれはあくまで物語の中なのでリルカ様は無理をなさらず休養を取ってくださいね!お怪我を早く治してください! (2018年1月8日 22時) (レス) id: 5a6969804a (このIDを非表示/違反報告)
リルカ(プロフ) - 返信ありがとうございます!長刀と長槍の実戦試験はクリアしましたが、乗馬槍の試験で相手を倒した時にはずみで落馬して現在病院です(笑)周りは皆男なのでいつか夢主のように最強よ呼ばれるように頑張ります・・・。 (2018年1月7日 16時) (レス) id: 329c9acc1f (このIDを非表示/違反報告)
ミルクの死骸(プロフ) - リルカさん» おめでとうございます!おぉ、とても大忙しいんですね…!読み返して下さるなんてありがとうございます!更新…遅いですが読者の方々の為に頑張っていきますね!笑 (2018年1月6日 23時) (レス) id: 5a6969804a (このIDを非表示/違反報告)
リルカ(プロフ) - 返信ありがとうございます!無事短剣と短槍の試験を突破しました!明日は長刀と長槍、乗馬槍の試験があるので小説を読み返したいと思います・・・。更新よろしくお願いいたします! (2018年1月6日 20時) (レス) id: 329c9acc1f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミルクの死骸 | 作成日時:2017年11月29日 21時

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