8話 ページ8
ジヨ「…ってことがあったんだ」
ジフナとジヨちゃんのエピソードを教えてもらった。
『…やっぱり、私はシュア先輩好きじゃなくて憧れなのかも。ジヨちゃんみたいに胸が死にそうなトキメキも何もないもん』
そう言うと、ジヨちゃんは首を振った。
ジヨ「Aちゃんのそれは、もしかしたら1つのきっかけでこれかろ好きになのかも知れないよ?きっかけが無きゃ好きも始まらない。だから今の状況はまだ分からないと思う」ニコッ
そっか…きっかけか…
そんな考え無かったなぁ…
ジヨ「だから私は、Aちゃんとシュア先輩の恋応援したいな!」
なんていい子なんだろうか…
『一周まわってジヨちゃんに恋しそうだよ私』
ジヨ「な、何言ってるのwww」
『私、ジフナのことは幼なじみとして本当に良い奴だし大好きなんだ。だからこそ、ジヨちゃんみたいな良い子と幸せになって欲しい!だから誠意一杯応援するね!』
そう言うと、ジヨちゃんは「ありがとう」と言って微笑んだ。
そんなこんなでチーム練習が終わり、皆が更衣室で着替えに行く。
ジヨちゃんも私もスカートよりこっちの方が動きやすいからって理由で練習着で帰ることにした。
『よし、私まとめ終わったし帰るね?ジヨちゃんとは逆方向だからここでお別れだね(泣)また明日!バイバイ!』
ジヨ「え、1人で帰るの!?ダメだよ真っ暗だし危ないよ!!」
『平気平気!じゃあジヨちゃんはジフナに送って貰ってね!』
そりゃ夜道は怖いけど私の家の方向は街頭多いし別に大丈夫。
急いで荷物をまとめて玄関を飛び出して帰ろうとすると、パシッと腕を掴まれた。
『何っ!?』
HS「あ、やっぱりAちゃんだ!1人?」
『クォンくんか!あー…うん!』
HS「1人で帰るの?」
『ん?んふふ、私恋のキューピットだから1人で帰るんだ〜』ニヤニヤ
これで2人が付き合ったらジフナに貸しができる。
つまり弟に壊された3DSを新調して貰える!ラッキ〜。
HS「もしかして…ジフナとジヨ?」
『え?』
HS「やっぱりwでもAちゃんいいの?ジフナをジヨに渡しても」
『…え、何で?え、私別にジフナのこと恋愛的な目で見てないよ!?』
HS「…あ、そうなんだ…てっきり付き合ってるのかと…」
今日はすっごくそのネタ言われるなぁ…
友達以上恋人未満ってやつだけどね、普通に。漫才コンビって言うか…
私がジフナに恋愛感情抱いたことなんて一度だってないのに。
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すい(プロフ) - ???さん» コメントありがとうございます!お返事が遅れて申し訳ありません…何よりも嬉しいお言葉ありがとうございます!少し修正を加え、もう一度投稿出来るように頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いします<(_ _)> (2021年6月7日 0時) (レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
???(プロフ) - 今日初めて読みました!すごく面白くて、もう胸のトキメキが止まりません!!笑笑ぜひよかったらでいいので続き凄く気になってて書いてもらえないでしょうか??もう本当に勝手で申しありません、、、 (2021年5月5日 20時) (レス) id: 4f3fa02159 (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - やはやはさん» お返事遅くなって申しわけありません!そして嬉しいお言葉ありがとうございます!また更新頑張ります! (2021年2月25日 1時) (レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - ninjinさん» お待たせしてしまい申しわけありません!そう言っていただけてとても嬉しいです!また更新を頑張っていきたいと思います! (2021年2月25日 1時) (レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
ninjin(プロフ) - 続きをください。 (2020年9月24日 14時) (レス) id: 1f629fbc2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すい | 作者ホームページ:http://twitter.com/sui_no_heya
作成日時:2020年9月14日 23時