癒し係なんて冗談じゃない【SEVENTEEN】

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JN「まぁそれはそうとさ？僕はたま〜にAちゃんに癒されてもいい？？」

『えぇ〜…』

JN「そんな難しいことはさせないしお礼もするよ！」

『……じゃあまぁ、たまになら』

JN「やっtHS「ジュニだけズルいぞー！俺も！俺も！！」

『はいはい』

私が提供出来る癒しなんてたかが知れてる。
アイス買ってくる、とか本当にパシリだけだと思うけど…

HS「いやぁ、マジ助かるよなー！ジア以外の癒し係って！ジアって、なんかいつもくっ付いてきて困ってたしー」

WZ「そろそろ鬱陶しいって言おうか迷ってた」

JN「…って！もうこんな時間！！」

時計を見ると、夜の10時。話し込み過ぎた…
明日も早起きしないとダメだし、そろそろ自室に戻ろう。

『じゃ、私そろそろ寝ます！ありがとうございました！』

WZ「本当に気を付けろよ。冗談抜きで、ヤバいって思ったら叫べ」

『はい！』

元気よく返事して自分の部屋に戻ると、一気に疲れが押し寄せた。
少しだけ荷物の整理をして布団に入ると、もう瞼が重い。

『…』

明日から頑張ろう…
とりあえずあのぶりっ子には負けたくない。かと言って、こちらから手を出す訳にもいかない…まずは様子見…か。
アラームを5時にセットして、眠りについた。


・

・


けたたましく鳴り響く目覚まし時計を寝起き渾身のビンタで止めたけど、多分もう使えなさそう。

『…クソっ…』

クソ眠いけど、何とかして体を起こす。あぁ、本当に眠いなぁ…
確か昨日聞いた話では、今日のSEVENTEENの予定は午前のダンスレッスンのみ。午後からはオフって聞いた…

『…よし』

戦闘服のジャージを着て、身支度をする。流石にアイドルの前でいつもの着古したTシャツ短パンなんて格好をする訳にもいかないしね。
まぁ、ジャージも中学の時のだから胸元に立花って書いてあるくそダサいジャージだけど。何でこれを鞄に入れたんだよ、お母さん…

何とか昨日の記憶を頼りに、キッチンへ行くと、やっぱりまだ誰も起きていなかった。

『何作ればいいんだろ』

やっぱ彼等の味覚に合わせた韓国料理？でも私日本住みの方が長いから、日本料理の方が得意なんだよな…
微妙な物食べさせるより、美味い物食べさせた方が一応好感は持てるよね？ジアさんと戦うならば好感は必要だし。それに、見た感じ多分反日の人居ないよね？まぁ、居たとて特に気にしないけど。

冷蔵庫を開けると、それなりに食材は揃っている。よし、だし巻き卵ちゃんで胃袋がっちりホールド作戦だ！

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