癒し係なんて冗談じゃない【SEVENTEEN】

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ジア side

DK「だからと言って、今まで良くしてくれたジアヌナを責めることも出来なくて…」

MH「本当にごめんなさい」

そう言って、ハオとソクミナが出て行った。

…意味が分からない。
今まで良くしてあげたのは私。あんなぽっと出の女なんかに…
しかもいつもだったら、全員で庇ってくれるのに何でウォヌ達はあっち側なのよ！！！

MG「あ、あの二人もきっと動揺してるんですよ…」

ジア「…そうだよねっ…皆も…また迷惑かけちゃってごめんね…」

許さない。許さない。
あの女…絶対に潰してやる…
私のお城を壊した代償はでかいんだから…




ジア「ごめん…疲れたからもう寝るね」

適当に理由をつけて、自室に戻る。
眠い？そんなわけない。あの女をどうやって潰すか考えなきゃ。

ジア「…そう言えばさっき、日本語で何か言ってたわね」

翻訳サイトで、なんとか聞き取った日本語を訳す。

ジア「へぇ…オッパがいるのね…それもきっと、大切なオッパ…」ﾆﾔｯ

…ふふっ♡いい事思いついちゃった♡
今すぐに実行してもいいんだけど、やっぱり追い詰めて追い詰めて、最後に泣き叫ぶ絶望的な顔を見たいなぁ…
あの笑顔がどうやって歪むのかな…考えただけでゾクゾクする…♡

スマホを取り出し、爺やに電話をする。

ジア「…そう、この前言ってた女のお兄さんを調べて欲しいの。えぇ、まだ手は出さないで？…面白いショータイムはタイミングが命だから♡」

電話を切り、引き出しからAちゃんの写真を取り出す。

ジア「可愛らしく笑うのね、あなた」

写真の中の幸せそうに笑うAちゃんの

頬を撫で、

うっとりとその笑顔を見つめる。





刹那、カッターで写真を切り裂く。

ジア「…ふふっ…あっはははwwwアリンさんはあんまり泣いてくれなかったの。あなたは泣いてくれるわよね？楽しませてよ…私を」

ビリッッ

楽しい

ビリッッ

綺麗

切り裂けば裂くほど、原型がなくなる写真。

その姿を見る度、快感が溢れる。
気持ちいい…はぁ…♡






”もう許して！！！お願いっっ…ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ”


あの子が泣き叫ぶところを考えただけで興奮する…素敵…




ジア「…a comical toy」




私の滑稽な玩具。

どこまで壊せるかしら？

どこまで壊れるのかしら？






私が壊すのかな？SEVENTEEN(王子様)が壊すのかな？


どっちにしても面白いからいいや。


切り裂いた写真を火にかけ、灰になるまで見続けた。

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