癒し係なんて冗談じゃない【SEVENTEEN】

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それから、ハオオッパやドギョムオッパと沢山話した。途中からミンギュオッパも参加して。
3人とも、本当にいい人だった。純粋だった。
だからこそ、その純粋さに漬け込んでいるジアさんが許せなかった。

ムニュッ

JN「何で怖い顔してるのー？」

ジュンオッパの人差し指が私の頬をつつく。地味に痛い。

『…やめてよ、オッパ』

JN「えー？だって怖い顔してるもーん」

『…はなへ(離せ)』

今度は両手で私の頬肉を挟んで潰し出すジュンオッパ。
何だ何だ、私の頬が贅肉だらけだって？喧嘩売ってるのか。

JN「何て言ってるか分かりませーん♪」

…。
心を鎮めよ、私。相手はジュンオッパだ。

JN「あーーー！何で睨むの！！」

WZ「…何やってんの、お前ら」

タイミング良く？ウジオッパが通りかかったので、助けてもらった。
頬が痛い…

JN「暇だよーーーーーーー」

突然叫ぶジュンオッパ

『他の人達と遊んでください』

JN「え？だって僕、Aちゃんで遊びたいもん」

『せめて私“と”にしてくれます？』

JN「あと何するのー？」

『洗濯物たたむよ』

そう言って、カゴに入れていた無数の洗濯物を一気に散乱させる。

JN「1人でー？じゃあ僕もやってあげる！」

『え、本当？！ありがとう！』

そして2人でたたみ始めたのはいいものの…
ジュンオッパ、信じられないくらい下手。

『…オッパ、私がやっぱりたたむよ』

JN「えー？なんで？？」

『オッパ逆にグチャグチャにしちゃってるよ！！』

すごい、めっちゃグチャグチャ。猿でもここまで汚く出来ないよ。猿が畳んだ洗濯物見たことないけど。

『気持ちだけ貰っておくね、ありがとう』

JN「…ゴメンね…」

『手伝ってくれる気持ちだけで本当に嬉しいよ。だからそんなに落ちこまないで』

JN「わーい！！」

急に立ち上がるジュンオッパ
え、何！？

次の瞬間、私の背後に回り

『…ちょっ！？な、何！？！？』

私をバックハグ状態で私のお腹の前で手をがっちりホールドされる。
近い近い近い！そして痛い。腹が千切れる(？)

『離れてください』

JN「だって暇だもーん」

『だからって私で遊ぶな』

ジュンオッパが私の肩に顎を乗せて喋るせいで、耳元がくすぐったい。

JN「たたみ終わるまで離れませーーん」

『離れてくれなきゃたためませんけど！？』

距離感がおかしい。アイドルとはみんなこんなモノなんだろうか。それともジュンオッパだけ？
何れにせよ恐ろしいよこの人。

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