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A side
着替えて、ウジオッパ達の元に戻ると何故か皆深刻そうな顔をしている。
ウジオッパに至っては完全にキレている。
『ホ、ホシオッパ…何でみんな怒ってるの?オッパ何したの?』コソッ
HS「何で原因俺なんだよ!怖いけどとりあえず後ろの方に…」コソッ
WZ「A」
『ひゃいっ!!!』
睨みながら、低い声で私のAを呼ぶウジオッパ
驚き過ぎて、訳の分からない返事をしてしまったし…
WZ「額の傷、昔からの傷じゃねぇのかよ」
アリンオンニの方を向くと、口パクで”ごめん”と言われる。
…あの時オンニに口止めしなかった自分が完全に悪い。
HS「…え?昔の傷じゃないの?」
WN「昨日、ジアにバケツ投げられた時に切ったみたい」
HS「…は?だって昨日…」
アリン「わーー!!分かる、嘘つかれて怒るのは分かるけど、この子だって心配かけたくなくて…WN「ヌナは静かにしてて」…はい」
オンニ!!!!?
ウォヌオッパも、ジュンオッパも、ホシオッパも怖いが、1番怖いのは…
WZ「何で嘘ついたんだよ」
『ゴメンなさい…』
ウジオッパ
WZ「そんなに頼りない?」
『いや…なんか言いづらくて…ごめん、本当にごめん』
WZ「傷はそれだけ?」
『う…』
”うん”と言おうとしたが、目で射殺されそうな程の視線をウジオッパに向けられる。
あ、これマジで言わないと殺られる(^o^)
『わ、脇腹を少々…』
WZ「…あとは」
『あとは…あー…手の甲を踏まれただけです』
WN「へー…アレも転んだのは嘘だったわけね」
『…ゴメンナサイ』(早口)
確かに悪かったよ!!嘘ついて!
でもそこまで怒る?
WZ「頼むから、嘘つくな…お前が心配かけさせないように…って動くことの方が心配なんだよ」
俯くウジオッパ
優しすぎだよ…
『…うん、ごめん。コレからはちゃんと言う』
JN「約束だからねー!?破ったら針千本飲ますよ!?」
仕打ちがヤバいな。
しかもこの人ならやりかねない…
WN「嘘つけないな、もう」ニコッ
『ウォヌオッパ、今までで1番悪い顔してる』
WN「演技」
『違う、絶対素でしょ』
アリン「はいはい、解決したところで本題に入るよ」
パンパンと手を叩くアリンオンニ。
その場がしんと静まりかえる。
アリン「これから。と、ジアちゃんのやり口を説明しておく。そこからはあんた達が守らないとダメだからね」
『守ってもらうだけは嫌です。私は、オンニの仇取りの手伝いをしたいです』
絶対アイツを許さない
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しらこ(プロフ) - はじめまして。面白くて一気に読んでしまいました!パスワードを教えていただきたいです (5月5日 23時) (レス) @page50 id: 017d61e151 (このIDを非表示/違反報告)
濵田妃奈乃(プロフ) - 初めまして!パスワード教えていただきたいです (5月3日 23時) (レス) id: 7d3d26ccae (このIDを非表示/違反報告)
ichi(プロフ) - 初めまして!パスワードを教えて頂きたいです。 (4月13日 9時) (レス) id: 19e2b404c4 (このIDを非表示/違反報告)
くく(プロフ) - はじめまして!パスワード教えていただきたいです! (4月13日 1時) (レス) id: 7ba68955da (このIDを非表示/違反報告)
犬こそ正義(プロフ) - パスワードぜひ教えてください🙇 (4月11日 19時) (レス) @page50 id: 3d5654d2e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すい | 作者ホームページ:http://twitter.com/sui_no_heya
作成日時:2020年1月9日 1時