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A side

皆でウジオッパの作業室に入る。

WZ「…えっと…」

アリン「突然帰って来て、さらに突然ゴメンね。」

オンニが謝ると、皆目を見開いている。

JN「ヌ、ヌナ…僕ずっと謝りたくて…だからヌナが謝らないで!?」

アリン「ありがとう、ジュニ」

HS「…俺っ…ヌナに酷いことしたっ…本当にゴメンなさい…」

アリン「大丈夫だよ、あの状況じゃ仕方ないよ」ニコッ

WZ「…すいません…俺、何も出来なくて…気づかないフリしてて」

アリン「顔上げてよ!私は怒ってないからさ?」

次々にオンニに頭を下げるオッパ達。

アリン「ウォヌ、約束守ってくれてありがとう。Aを守ってくれてありがとう」ニコッ

WN「俺なりの償いです」

アリン「うん、ありがとう」

やっぱりオンニは皆に好かれてたんだな。それを知れただけで、嬉しいな。

アリン「あ、ゴメンねA。それじゃあ、これからの話をしようか」ニコッ

これから…か。

HS「こっち来て、A…」

ホシオッパに呼ばれて、隣に座る。
途端、ホシオッパは私の後ろにまわって私を自分の足の間に挟んでくる。

『オッパ、私濡れてるから くっつかない方がいいよ』

HS「んー」

『ねぇ、聞いてる?ちょっと重いよ』

HS「ん」

もういいや。どうせ何言ってもやめてくれないだろう。
くすぐったいから、首に顔埋めるのやめてくれないかなぁ。痒い。

JN「どしたの?ホシ」

WN「さぁ?」ニヤニヤ

本当にどうしたんだ、このオッパは…

アリン「A、着替えた方がいいよね。寒いでしょ?」

『はい。あ、着替えてくるんで先話しててもらってもいいですか?』

アリン「OK。着替え終わったらすぐにこの部屋に…ってAの部屋からここまで割と遠いよね。私も一緒に…」

HS「ヌナ、俺が一緒に行くよ。俺どうせ、ろくに良い案も出せないし…皆で話してて。行くよ、A」

『えっ、ちょ…』

半ば強引にホシオッパに引っ張られて、部屋を出る。

『オッパ、部屋には入って来ないでよ?』

HS「当たり前でしょ!!!」

良かった、そこら辺は分かってるんだ。



『じゃあ着替えて来るね』

HS「うん」

ホシオッパに背を向け、自室に入る。
服を取り出そうと、クローゼットを開けると手紙が床に落ちていた。

『ん?なにこれ?』

手紙を開くと、お兄ちゃんからの手紙だった。

”母さんから聞いたよ。災難だったなw辛くなったらいつでも帰って来い。誰かに泣かされたら兄ちゃんに言えよ。頑張れ”

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しらこ(プロフ) - はじめまして。面白くて一気に読んでしまいました!パスワードを教えていただきたいです (5月5日 23時) (レス) @page50 id: 017d61e151 (このIDを非表示/違反報告)
濵田妃奈乃(プロフ) - 初めまして!パスワード教えていただきたいです (5月3日 23時) (レス) id: 7d3d26ccae (このIDを非表示/違反報告)
ichi(プロフ) - 初めまして!パスワードを教えて頂きたいです。 (4月13日 9時) (レス) id: 19e2b404c4 (このIDを非表示/違反報告)
くく(プロフ) - はじめまして!パスワード教えていただきたいです! (4月13日 1時) (レス) id: 7ba68955da (このIDを非表示/違反報告)
犬こそ正義(プロフ) - パスワードぜひ教えてください🙇 (4月11日 19時) (レス) @page50 id: 3d5654d2e4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:すい | 作者ホームページ:http://twitter.com/sui_no_heya  
作成日時:2020年1月9日 1時

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