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『本当に大丈夫!』
WN「…じゃあ、もし何かされそうになったら叫んで。そしたら1番に走って行くから」
『うん!』
JN「でも何も解決してないよー!僕達が練習中はどうするの??」
『本当に大丈夫だよ!だから安心して練習して!』
すっごい心配性だな。
そんなに優しくされたら甘えちゃいそうで怖い。
HS「…じゃあ!何かあったら絶対電話してよ!?」
『するする!するから!』
私がそう言ったら、納得いかない顔で渋々引き下がるオッパ達
ゴメンね、せっかく心配してくれたのに…
その時、静かにリビングのドアが開いた。
DN「あ、あの…ヒョン達…?ジョンハニヒョンが…今日の夕飯は各自で食べてって…」
…ディノさん。確か私と同lineだったはず。
HS「おー!ありがとな!!」
すぐリビングから出て行くと思いきや、何故か俯きながら立ちすくむディノさん。
HS「ディノや?どうした?」
DN「ヒョン達は…いつか仲直り出来ますか?」
泣きそうな顔で、問うディノさん。
その瞬間、私はたまらない罪悪感に苛まれる。
SEVENTEENというグループが、ファンが沢山いるグループが、こんな状況になってしまったのは私のせいじゃないか。
何やってんだ、私
JN「大丈夫だよー!ちゃんと和解できるよ」
DN「僕、嫌です…ヒョン達が仲悪くなっちゃうの…」
泣き出してしまったディノさん。
WN「大丈夫だから。大丈夫、大丈夫」
ウォヌオッパが、ディノさんの背中を優しく叩きながら泣き止ませている。
他のオッパ達も心配そうに…
『…あの』
WN「ん?どした?」
『ごめんなさい…私のせいで…SEVENTEENが…』
声に出せば出す程、事の重大さに気づく。
この人達は一般人じゃない。ファンも沢山いる、大人気のグループだ。
私なんかが関わっちゃダメなグループなのに…
HS「だーかーら!大丈夫だってばー!むしろ、ジアが本当にゴメンな?Aはもうごめんなさい禁止!」
WN「ディノも向こう戻った方がいいでしょ。あんまりここに居ると…」
DN「いえ、僕は…戻りません!!ここに居ます」
ズカズカとこちらに歩いて来て、私の手を握るディノさん。
DN「僕はディノです!!仲良くしてください!」
『!…Aです、あの同lineだしタメでも…』
DN「よろしくね!A!」
『よ、よろしく(?)』
DN「あと…さっきは怖くて庇えなくてゴメン!!!実は僕…ジアヌナが他の家政婦さんをいじめてるとこ、見たことあるんです…」
衝撃の事実…
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濵田妃奈乃(プロフ) - 初めまして!パスワード教えていただきたいです (5月3日 23時) (レス) id: 7d3d26ccae (このIDを非表示/違反報告)
ichi(プロフ) - 初めまして!パスワードを教えて頂きたいです。 (4月13日 9時) (レス) id: 19e2b404c4 (このIDを非表示/違反報告)
くく(プロフ) - はじめまして!パスワード教えていただきたいです! (4月13日 1時) (レス) id: 7ba68955da (このIDを非表示/違反報告)
犬こそ正義(プロフ) - パスワードぜひ教えてください🙇 (4月11日 19時) (レス) @page50 id: 3d5654d2e4 (このIDを非表示/違反報告)
采奈(プロフ) - 初めまして!とても面白く続きが気になるので、パスワードを教えていただきたいです。 (3月26日 18時) (レス) id: c25ee654da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すい | 作者ホームページ:http://twitter.com/sui_no_heya
作成日時:2020年1月9日 1時