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次の日、いつも通りウォヌと登校してまたあの席へ。
スニョンもチウも基本早く学校に来る事がないので、私の席の周りにはイ・ジフンだけ。ウォヌはジュンくんとどこか行ったし…仕方ない
『おはよ。イ・ジフン』
WZ「…はよ」
消え入るような声で挨拶を返すイ・ジフン。(寝ながら)
なんかムカつくので、後ろから椅子を蹴り上げる。
ガンッ
WZ「っ！？！？」
驚いて飛び起きるイ・ジフンを後ろからニヤニヤしながら見る。振り返って睨まれた。
『イ・ジフンって面白いよね』
WZ「俺はお前が嫌い」
デリカシーのデの字もねぇよな。私も人のこと言えないけど。
『私はイ・ジフンと友達になるつもりだよ』
WZ「お前頭おかしいんじゃねぇの？」
これがウォヌだったら多分ラリアットかましてたな。(良い子は真似しちゃいけません)
『絶対モテないでしょ、あんた』
WZ「それはお前だろ」
また前を向いてしまうイ・ジフン。
つまらないから、背中にウサギの絵を描いて遊ぶ。
WZ「…うさぎ」
『分かった？w』
なんだかんだしゃべってはくれるんだね。昨日プチケンカしたけど。
WZ「お前さ、変だろ。普通嫌いって言われたら話しかけないだろ」
『本当に嫌いだったら無視するかなって思うから』
WZ「何だよそれ」
それっきり瞼を閉じたイ・ジフン。
私もね、変だと思うよ。いつもだったらこんな事しない。嫌いって言われたら怖くて話しかけられない。
でもさ、昨日アンタの歌を聴いてから、なんか変なんだよ。
アンタともっと話してみたいって思っちゃう。笑った顔、見てみたいなって思う。
WN「何変な顔してんの？」
『…分かんない』
分かんない。分かんない。
イ・ジフンのように机に突っ伏して目を閉じる。
嫌だ。私らしくない。
ザワザワと騒がしい心臓に嫌な予感…と言うか…変な予感が募る。
WN「具合悪い？」
『そうかも』
本当は少し気付いてる。
体調のせいじゃない。多分これは、気持ちのせい。その気持ちの種類もなんとなく知ってる。
WN「保健室は？」
『行かない』
きっとアイツは今も寝てるんだろう。
私のこの訳の分からない感情も知らずに。
そっと私の頭を撫でる手はきっとウォヌ。
いや、絶対ウォヌ。
いつも通りの優しい手つきだから。
『…チウ来たら起こして』
WN「ん」
私はそのまま意識を手放した。
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すい(プロフ) - 神田かなさん» 素敵なコメントありがとうございます！嬉しいご感想まで...ありがとうございます^^頑張ります！ (2021年4月26日 23時) (
レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
神田かな(プロフ) - コメント失礼致します！更新嬉しいです、めちゃくちゃキュンキュンしてます…！これからも気長に待っております〜！！ (2021年4月23日 8時) (レス) id: b375281d46 (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - きむ ほらんさん» ありがとうございます！不定期亀更新ですが、気長にお待ち下さい！(^^) (2020年12月7日 22時) (レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - ピョナさん» ありがとうございます！気まぐれで書いた作品なので私自身これからどうなるのか全然分からないんですが、私は嫉妬男子が大好きなので恐らくウジくん嫉妬しちゃうと思います笑笑 (2020年12月7日 22時) (レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - tomato。さん» 誠に返事が遅くて申し訳ありません（ ; ; ）そう言っていただけて嬉しいです！ありがとうございます！ (2020年12月7日 22時) (レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すい
| 作者ホームページ：http://twitter.com/sui_no_heya
作成日時：2020年3月26日 1時
