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ジュンくんがピアノを聞かせてくれると言うので、イ・ジフンと静かに聞き入っていると、隣の頭がカクンッと揺れた。
横を見れば、半分寝ているイ・ジフン。
『イ・ジフン、首もげるよ。そんなにガクガクしたら』
WZ「…ん」
『！？』
イ・ジフンの頭が私の左肩に乗った。
うぉおおおお…ちょ、どうしよう！？ジュンくん集中し過ぎてこっち気づいてないし！！
『…お』
起きてって言おうとしたけど、言えなかった。
顔を覗き込んだ時、心臓がぎゅっと掴まれたようになる。
恐ろしく白い肌。綺麗な顔。この感情の名前くらい、知っているが気づいたらダメな気がして蓋をする。
好奇心に駆られて、その柔らかそうな頬を指でつつく。一瞬顔を顰めるが、すぐにまた気持ちよさそうに寝るイ・ジフン。
JN「…あれ？ジフナ寝ちゃった？」ｺｿｯ
『！？う、うん』
急にジュンくんに話しかけられて、驚く。ヤバい、頬っぺ触って遊んでたのバレたかな！？
JN「ジフナの頬っぺ、触りたくなるよね」ﾆｺｯ
バレてた。
ジュンくんもイ・ジフンの頬をつついて遊んでいる。
JN「でもAちゃんすごいよね！ジフナ、女の子と話すことまず無いんだよー」
『そうなの？でもこの人、朝初めて会った時、私にニコリとも笑わなかったんだよ？しかもその後嫌いって言われたしwww』
JN「…まぁジフナも色々あるからねー」
一瞬間が空いた後、意味深な言葉を残すジュンくん。その言葉の意味が知りたくて、聞き返そうとした瞬間
WZ「…やべ、寝てた」
『私に肩ズンしてたよ肩ズン』
WZ「肩ズンって何だよ」
『肩に頭をズンって乗せること』
WZ「…俺が…お前に？」
『うん』
そう言うと、顔を真っ赤にして照れてしまうイ・ジフン。私より乙女な反応しないでいただきたい。女としての自信なくしちゃう。
WZ「…悪い」
『大丈夫だけど…イ・ジフンって反応乙女だよね』
WZ「…は？」
地の這うような低い声+睨まれた。怖いこの人怖い。誰だよ、可愛いって言った奴。私だよ。
『ごめんって！怒らないで』
WZ「うるせぇ」
パーカーのフードを被って、自分のリュックを持ちながら教室を出て行ってしまったイ・ジフン。えぇ…あんなに怒る？
JN「…あはは〜…乙女はジフナに禁句だよwww」
は？なんだよそのキャラ！！
ダメだ、アイツ全然分かんない。友達になろう大作戦、失敗の香りしかしないんだけど…
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すい(プロフ) - 神田かなさん» 素敵なコメントありがとうございます！嬉しいご感想まで...ありがとうございます^^頑張ります！ (2021年4月26日 23時) (
レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
神田かな(プロフ) - コメント失礼致します！更新嬉しいです、めちゃくちゃキュンキュンしてます…！これからも気長に待っております〜！！ (2021年4月23日 8時) (レス) id: b375281d46 (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - きむ ほらんさん» ありがとうございます！不定期亀更新ですが、気長にお待ち下さい！(^^) (2020年12月7日 22時) (レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - ピョナさん» ありがとうございます！気まぐれで書いた作品なので私自身これからどうなるのか全然分からないんですが、私は嫉妬男子が大好きなので恐らくウジくん嫉妬しちゃうと思います笑笑 (2020年12月7日 22時) (レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - tomato。さん» 誠に返事が遅くて申し訳ありません（ ; ; ）そう言っていただけて嬉しいです！ありがとうございます！ (2020年12月7日 22時) (レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すい
| 作者ホームページ：http://twitter.com/sui_no_heya
作成日時：2020年3月26日 1時
