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スア「動かないでミンギュ」
MG「ハ、ハイ！動きません！」
スアオンニが得意の小ボケもかまさずに黙々と仕事をこなしている。
これは珍しいこと…と言うか初めてだ。
いつもは空気やメンバーの表情を解すように、小ボケや小話を化粧中に披露しているスアオンニが今現在、必要最低限しか話さない。
SG「なんかヌナ珍しく静かだね」
『ですね』
SG「A何か聞いてないの？」
『いえ特に…』
朝それとなーく怒ってる理由を聞き出してみようとしたけど普通に失敗した。
穏やかな精神のオンニがあんなにキレてるのは相当なことがあったんだろうし、いつも助けて貰ってる身としてはやっぱり相談くらいして欲しいのもある。
まぁこんなの私のエゴでしか無いからあんまりしつこく言えないけどね…
SG「まぁヌナのことは僕らより最年長3人組の方が知り尽くしてるからあの3人に任せておけばいいか〜」
『そんなに仲良いんですか？あの3人とオンニ』
SG「うん！ヌナがつらくて泣いてる時、一緒に居たのはいつもあの3人だったからね…や、僕達も勿論ヌナと仲良いし何回も慰めて来たりしたから僕らも仲良いけどね！？僕もこの前ヌナに…」
今からリップを塗ろうとしてるのにペラペラと喋り続けるスングァンさんに苦戦していると、右横からニュっと誰かが私の目を手で覆った。
否、誰かなんて考えなくても分かる。私に謎の距離感で挑んでくるのは1人しかいない。
『やめて下さいジュンさん』
JN「えぇ！？なんで分かったの！？背中に目付けてるの？」
『付けてません』
JN「そう言えばAちゃん、僕にメイクして？」
『…ん？え！？は！？なんでまだメイクしてないんですか！？』
JN「だってヌナ電話しにどっか行っちゃったし…」
パッと視線を上げると、さっきまでミンギュさんにメイクをしていたオンニは居なくて、メイクし終わったミンギュさんが1人で自撮りをしていた。
『えっと…ちょっとスングァンさんのすぐ終わらせるのでそこに座って待っててください』
未だ1人でスアオンニとの思い出を話し続けてるスングァンさんの口を物理的に黙らせて急ピッチでリップを塗り、仕上げをしてからすぐにジュンさんのメイクに取り掛かる。
と言っても、ジュンさんは普段から少しクマが目立つから私はまだジュンさんのベースメイクを担当したことがない。
一応やり方は習ってるけど…
まぁでもやるしかない、いつまでも出来ないってわけにはいかない
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よん(プロフ) - 素敵な作品で一気に読んでしまいました！更新楽しみにしています！！ (4月2日 18時) (
レス) @page34 id: 17dcf2bc33 (このIDを非表示/違反報告)
ななみ - 更新楽しみにしてます！！ (12月2日 0時) (レス) @page34 id: 70f217a4be (このIDを非表示/違反報告)
犬飼いたい(プロフ) - 更新ぜひ..！！よろしくお願いします！！ (8月8日 0時) (レス) @page34 id: 3d5654d2e4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - 続きが気になりすぎます！！更新楽しみにしてます (7月27日 21時) (レス) @page34 id: 697dde3f4a (このIDを非表示/違反報告)
ぴ(プロフ) - 一気見してもうハラハラして次が待てませんんんん！うそです、無理しないでゆっくりでいいので更新待ってます！ (7月2日 4時) (レス) @page34 id: d5c63dc535 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すい
| 作者ホームページ：http://twitter.com/sui_no_heya
作成日時：2022年9月24日 20時
