メイクヌナの助っ人【SEVENTEEN】

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JS「どうでした？今日」


『…仕事ですか？やっぱり大変なんだなぁって。改めてスアオンニとハリンオンニを尊敬しました』


微力ながらも一応今日は助っ人として頑張ったけど、スアオンニやハリンオンニは正直私と作業効率や速さが桁違いだった。
正直私は要らないんじゃ…なんて思ったけど、オンニ達の負担が少しでも減らせたらいいなぁ…なんて綺麗事を柄にもなく思ったり。


JS「ペクさん昨日はメンバーがごめんなさい。お見苦しいところを見せちゃいましたね…」


『あ、いえ大丈b…』


JS「て言うのは建前で？本音は？」


『いや、本当に大丈夫で…』


JS「教えてくださいよ、誰にも言いませんから」ﾆｺｯ


って教える程私は純粋じゃない。
ニコッと笑って


『本当ですよ。スアオンニのこと大切にしてくれてるんだなって嬉しくなりましたよ』


と言うと、ジョシュアさんは


JS「じゃあ鈍いんですね、ペクさん」


と失礼極まりない発言を笑顔ひとつ崩さず言った。
……は？何この人。


『そ、そうですかね？』ﾆｺｯ


JS「あんなにボロくそ言われて大丈夫なんて、鈍感かドMか偽善者かの3択ですよ」


『あは…は…じゃあ気にしてないの四択目入れといて下さい』


JS「ふふ、ドMですか？」


話が通じないし何だコイツ。
イラッとして痛いくらいに顔擦ってやりたいけど、流石にそこは大人として踏みとどまる。


JS「今僕にイラッとしました？」


『さぁ？』


JS「…ペクさんは本音を隠すタイプの人なんですね」


思わず手が止まったのは、間違っていないから。
本音を隠すって言うか、本音を隠すしか生き方を知らないから。


JS「言ってみてよ、本音」


『…』


あぁ、嫌だ。
何でこんな全てを見透かしてるような瞳で私を見るんだろうか。
私の本音を聞いたところで別に得も何もないはずなのに。


『本音ですよ全部』


JS「どうかな」


『仮に本音じゃないとしても、それを私に聞いても何も面白くないですよ』


JS「面白いよ、ペクさん自分で思ってるより顔に出てるから」ﾆｺｯ


…！？


JS「僕のことも"何コイツ"くらい思ってるでしょ？」


何この人…怖いんだけど。
速くメイクオフ終わらせよ…


JS「楽しみだね、今日の歓迎会」


そっか、この人も来るのか…
敵対心は感じないけど怪しげな雰囲気に身構えてしまうのは仕方ない。

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