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SG side
2時間の仮眠の予定だったけど早めに目が覚めてしまった。
ふと目を覚まして仮眠室を見渡すと、スンチョリヒョンとウォヌヒョンが居なくなってた。
自販機で水を買おうと仮眠室を出ると向こうにあるメイク室から光が漏れていた。
Aかな？と期待を込めながらメイク室を覗くと、机に突っ伏して寝ているウォヌヒョンと静かな声でスンチョリヒョンと話してるAが居た。
遠慮がちに扉を開くと、2人がこちらを見た。
『あ、スングァンさんも来ましたね』
SC「おはよ」
SG「2人で何してるの？」
SC「目覚めたらウォヌが居なかったから探してたらこの部屋にたどり着いたw」
控えめに笑うスンチョリヒョン。
机に突っ伏してるウォヌヒョンは爆睡してるらしい。
『この後練習って大変そうですね』
SC「ん〜でも流石に慣れたからな〜」
少し得意げに言ったスンチョリヒョンにAは感心しながら『すげぇ』と呟いた。
無理もない、こんなハードスケジュール元気にこなす方が凄いと思う。
『私だったら多分倒れます』
SC「慣れだよ慣れ」
SG「僕だってこんなハードスケジュール無理だと思ったけど、意外と慣れるよ」
眠気覚ましの珈琲を流し込みながら、チラリとAを見ると難しそうに考えた後『絶対無理です』と言い切った。
『寝る間も惜しんでまでも夢中になれる何かっていいですね。私は今まで何も考えずに流れに身を任せて生きてきたのでそういうの羨ましいです』
こんなにも純粋に尊敬の眼差しを向けられたのは久しぶりでなんだか照れる。
SG「でもAもメイクの勉強頑張ってるじゃん」
『私は皆さんを見て本気でやってる人にスアオンニみたく本気で手伝い出来たらかっこいいなって下心ですよ』
へへへ、と笑うA。
憧れの人に向かって努力できるのも十分かっこいいと思うけど言ってあげない。
なんとなく、これを伝えるのはまだ先の方が良い気がしたから。
SC「ペクさんの真っ直ぐなところ、皆認めてたしもっと自分に自信持ってみて」
スンチョリヒョンの温かい言葉に目を丸くして驚くA。
でもそのすぐ後にふわっと微笑んで
『ありがとうございます』
と告げた。
その笑顔は今まで見たAの笑顔の中で間違いなく1番いい笑顔だった。
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ソア - とっても面白いです。ありがとうございます (7月7日 6時) (
レス) id: 5500a8d0d5 (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - 麗さん» お返事が遅くなってごめんなさい…執筆が遅すぎて完結タグが付いてしまいましたが、まだ続きます(；；) (2022年7月13日 15時) (レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
麗 - もう更新はされないのでしょうか、、 (2022年6月18日 17時) (レス) @page49 id: 7bfaeb6c17 (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - koro39さん» 数ある作品から選んでいただき、ありがとうございます！続編に続きますのでまたよろしくお願いします！ありがとうございます(^^) (2022年4月6日 8時) (レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - 千笑さん» 遅くなって申し訳ありません！そう言っていただけると本当に嬉しいです(；▽；)ありがとうございます、頑張ります！ (2022年4月6日 7時) (レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すい
| 作者ホームページ：http://twitter.com/sui_no_heya
作成日時：2021年3月16日 23時
