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JH「今度はなんで泣いてんの？」
どうにもならない。
愛しいの感情で収まりきらない程、私は彼が好きなのかもしれない。
そんな曖昧な心を自覚した途端、彼から離れなきゃいけないなんて我儘と分かりつつも耐えられない。
『ハニと…ハニとまだ一緒に居たい』
JH「うん」
『もうあんな八つ当たりしないって約束するから…だからまだ』
私から離れて行かないで
『友達でいてください』
本音を詰め込んだ少し物足りない精一杯の言葉。
ハニは目を丸くしたと思ったら、困ったように笑った。
その笑顔の真意は分からない。
でもどうしようもなくその顔が好きだと思ってしまう私はもうきっと手遅れなんだ思う。
JH「Aは本当に全部が予想外」
『…うん』
JH「俺ね、Aと居ると温かくなるんだよね」
そう言って彼は私の手の上にそっと手を重ねた。
その手はやっぱり冷たかった。
JH「ねぇA」
顔を上げると、そっと彼の手が私の髪を耳にかける。
その仕草すべてが色っぽくて愛おしくて、思考が全て彼に染まる。
その感覚も今ではもう不安ではなくむしろ心地良い。
泣きたくなるほど愛しくて
苦しくなるほど彼を愛してる
JH「俺から離れないでね」
私が彼に惹かれてる事を知ってか知らずか、甘く縛り付けるようなその言葉の真意は分からない。
所有権の主張か、気まぐれか。
分からないけど、私が彼の言葉に喜んでいるのは分かる。
また私の髪を掬ってハニは綺麗に微笑んだ。
『ハニは本当に掴めないね』
JH「じゃあ掴んでみて？Aが」
『意味分かんない』
そう言えば、ケラケラと笑うハニ。
年相応な笑顔になんだかこちらも嬉しくなり自然と口角が上がる。
JH「やっと笑った」
あぁ、好きだ。
彼のことが大好きだ
『ハニ』
JH「ん？」
私はきっと、君が私から離れて行くその日まで全てを君に委ねて目を瞑る。
君しか居ない世界は居心地が良くて、安心するんだ。
『これからもよろしくね』
JH「うん」
目を細めて笑う彼の瞳には、幸せそうなわたしが映っていた
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皆様こんにちは！すいです
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これも全て読者様のおかげです！いつも本当にありがとうございます(；；)
こんな駄作者ですが、これからもよろしくお願いいたします！
2021.09.06 すい
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あんぱんまん(プロフ) - 間違えて1番左の星を押してしまったことをお詫びします(இдஇ`｡) (2022年8月30日 9時) (
レス) @page49 id: 9d9411b7d4 (このIDを非表示/違反報告)
RINKA(プロフ) - こちらこそよろしくお願いします！ (2021年9月10日 22時) (レス) id: c21e96cbb4 (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - RINKAさん» いつも読んでくださり、本当にありがとうございます！こちらこそ読んでいただき、本当にありがとうございます！これからもよろしくお願いします(^^) (2021年9月10日 21時) (レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
RINKA(プロフ) - おめでとうございます。すいさんのお話がとても好きで、いつも読ませて頂いております。いつも素敵な小説ありがとうございます。更新頑張って下さい。楽しみにしています。 (2021年9月8日 18時) (レス) id: c21e96cbb4 (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - うどんさん» コメ主様のその姿を想像して1人でニマニマしてる作者です(ニヤニヤ)嬉しいお言葉ありがとうございます！頑張ります(^^) (2021年8月15日 18時) (レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すい
| 作者ホームページ：http://twitter.com/sui_no_heya
作成日時：2021年7月28日 9時
