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注文したパフェとケーキがズラっと並ぶ。
私は結局いちごパフェ、スンチョルさんもいちごパフェ、ジスさんはチーズケーキ、ハニはバニラアイスを頼んだ。
SC「へぇ〜ひとりっ子なのか〜」
『はい！でも幼なじみが居るのであんまり寂しくはなかったですね』
JS「ひとりっ子って快適だもんね」
『え！ジスさんもひとりっ子ですか？』
JS「そうだよ〜」
ハニという完全なる自由人と仲間だからか、ジスさんとスンチョルさんは空気を作るのが上手く、人見知りな私でも緊張せずに話せてしまう。
SC「…ジス」
JS「そろそろだね」
『ん？』
SC「俺らちょっとトイレ行ってくる」
そう言って徐に席を立つスンチョルさんとジスさん。
不思議に思っていると、ジスさんが
JS「ハニ、取られたくないなら取られないようにしなよ。そんな子供っぽいことしてないでさ」
とだけ言った。
その台詞にニヤニヤするスンチョルさんと、ピクっと反応したハニ。
2人は楽しそうにトイレに行ってしまった。
残されたのは先程からずっと喋らないハニと私だけ。
『ハニ、バニラアイス美味しい？』
JH「…ん」
『ハニはバニラアイス好きだね。そう言えば、この前も私の家でバニラアイス食べてたし』
JH「…ん」
会話にならない。
話したくないのかと思い、自分の残りのパフェを喉に流し込んだと同時だった。
JH「…A…楽しい？」
『え、今？うん、楽しいよ。スンチョルさんもジスさんも空気作るの上手いね、流石ハニの友達』
JH「Aが楽しいのは嬉しいけど…」
『え…うん』
私がスプーンを持ってる手をそっと掴むハニ。
驚いて思わずスプーンが落ちる。
ガシャンっと響く音も聞こえない程に、彼の目が…切ない。
JH「Aを楽しくさせるのは…俺だけ」
『何それwww』
あまりにもトンチンカンな事を言うもんだからおもわず吹き出してしまう。
そんな私を見て一瞬目を丸くするハニだけど、すぐにまた唇を突き出して「笑うな」と言った。
『で、何して楽しませてくれるの？』
JH「…え？」
『何？自分で言ったじゃん』
そう言うと、少し考えた後にスマホを取り出してスンチョルさんの事故画を見せてきた。
半目の変な写真に笑っちゃいけないと思いつつもあまりにも凄い顔で吹き出してしまった。
JH「俺の勝ち」
勝ち誇ったように笑うハニの頭をなんとなく撫でると、猫のように目を細めた。
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あんぱんまん(プロフ) - 間違えて1番左の星を押してしまったことをお詫びします(இдஇ`｡) (2022年8月30日 9時) (
レス) @page49 id: 9d9411b7d4 (このIDを非表示/違反報告)
RINKA(プロフ) - こちらこそよろしくお願いします！ (2021年9月10日 22時) (レス) id: c21e96cbb4 (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - RINKAさん» いつも読んでくださり、本当にありがとうございます！こちらこそ読んでいただき、本当にありがとうございます！これからもよろしくお願いします(^^) (2021年9月10日 21時) (レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
RINKA(プロフ) - おめでとうございます。すいさんのお話がとても好きで、いつも読ませて頂いております。いつも素敵な小説ありがとうございます。更新頑張って下さい。楽しみにしています。 (2021年9月8日 18時) (レス) id: c21e96cbb4 (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - うどんさん» コメ主様のその姿を想像して1人でニマニマしてる作者です(ニヤニヤ)嬉しいお言葉ありがとうございます！頑張ります(^^) (2021年8月15日 18時) (レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すい
| 作者ホームページ：http://twitter.com/sui_no_heya
作成日時：2021年7月28日 9時
