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よし、今日の分の目標達成。
ノートを閉じて、忘れかけてた存在を確認しようと後ろを振り返るとスヤスヤと眠っていた。
『本当に自由人だな…』
前よりかは血色が出てきた、白い頬をつついてみるとパチッと目が開いた。
あ、起こしちゃった…
JH「…終わった？」
『ん？課題？課題なら終わったけど…』
眠そうな顔で微笑むハニ。
『可愛い』と漏らしてしまいそうになったのをグッと飲み込み、何とか堪える。
そんな私の葛藤を微塵も知らなそうな笑顔を零す彼が少し憎い。
JH「…Aの枕低い」
『じゃあ寝なきゃいいじゃん…』
その瞬間、ベットに腰掛けていた私の太腿の上にポンっと頭を置くハニ。
いわゆる"膝枕"の状態に流石に焦り立ち上がろうとするも、ものすごい力で抑えられる。
『無理無理！下から見られるとか地獄なんだけど！？』
JH「いいじゃん、減るもんじゃないし」
『こういうのはアンタが取っかえ引っ変えしてる姉さん達にやってもらってよ！！』
そう言うと下からものすごい顔で睨み付けられる。あ、やばい。地雷だったかも…
そう思った時には時すでに遅し。
起き上がって部屋を出ていこうとするハニ。
『ちょっと待ってよ、ハニ！』
JH「…取っかえ引っ変えなんかしてねぇし」
『ごめん…前噂で聞いたから…アンタ顔も良いからそうなのかなって誤解してた…ごめん。今のは私が悪い』
そう言うと、ドアノブに掛けられてた手を外し私の肩におでこを付けるハニ。
視界に映る綺麗な金髪と、途端に近くから香るハニのあの清涼感溢れる香り。
JH「噂なんか聞かないで」
『…ごめん』
JH「傷ついた」
『ごめん…もう絶対言わない』
あぁ、まただ。この感じ。
脆いような…ほんの少しでも触れてしまえば消えてしまいそうなこの感じ。
『ハニ？』
JH「変な噂聞いても俺から離れて行かないで」
不安が入り交じった言葉に、思わず心臓がドキリと鳴った。
ハニはいつもそうだ。
何もかもその類まれなるセンスと、恐ろしく整った顔で割と簡単に乗り切ってる割には、執着心というか…人一倍嫌われるのを恐れてる。
『大丈夫、私は離れない』
JH「うん」
『ほら、アイス食べよう？ハニが買って来てくれたやつ』
JH「うん」
少しずつ安心してきてるハニを部屋に残し、急いでアイスを取りに向かう。
極度な面倒くさがりやな私が、あんな面倒くさそうの塊のハニを気にするのは何故だろう
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あんぱんまん(プロフ) - 間違えて1番左の星を押してしまったことをお詫びします(இдஇ`｡) (2022年8月30日 9時) (
レス) @page49 id: 9d9411b7d4 (このIDを非表示/違反報告)
RINKA(プロフ) - こちらこそよろしくお願いします！ (2021年9月10日 22時) (レス) id: c21e96cbb4 (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - RINKAさん» いつも読んでくださり、本当にありがとうございます！こちらこそ読んでいただき、本当にありがとうございます！これからもよろしくお願いします(^^) (2021年9月10日 21時) (レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
RINKA(プロフ) - おめでとうございます。すいさんのお話がとても好きで、いつも読ませて頂いております。いつも素敵な小説ありがとうございます。更新頑張って下さい。楽しみにしています。 (2021年9月8日 18時) (レス) id: c21e96cbb4 (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - うどんさん» コメ主様のその姿を想像して1人でニマニマしてる作者です(ニヤニヤ)嬉しいお言葉ありがとうございます！頑張ります(^^) (2021年8月15日 18時) (レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すい
| 作者ホームページ：http://twitter.com/sui_no_heya
作成日時：2021年7月28日 9時
