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「…呼び出した癖に何もしないんだから、明日お詫びとして買い物くらいには付き合ってよね」
JH「あ…うん」
そう返事すると、目の前の人…シアは目を見開いた。
シア「本当にどうしたの？私のお願いなんか聞いた事ないじゃん」
JH「……うん、本当にどうしたんだろうな」
自分でも分からない。
でも分かる。確実に俺は変わってる。
多分それはAのおかげで
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・
次の日、シアの買い物に付き合っていればAをたまたま見つけた。
声を掛けようとしたけど、隣にはアイツがいた。
アイツの服を選んでるのか、男物の店の前で2人で微笑んでる姿を見て襲ってくるイライラと不安。
シア「何見てんの？…あのカップルの彼氏かっこいい〜！仲良しそうね〜」
違う。
カップルなんかじゃない。
Aはアイツのじゃない。
少し視線を逸らしてから再び視線を送れば、Aにキスをしようとしてるアイツの姿が目に入り、俺は考える前に走り出していた。
嫌だ
嫌だ
嫌だ
俺以外がAに触るのも、Aが俺以外の奴に笑い掛けるのも全てが嫌だ。
こんな我儘通るわけが無い
そう思っても尚、俺はやっぱりAの1番が俺であって欲しいと思ってしまうから。
どうすればいい？
どうすれば手に入る？
『ハニ！』
どうすれば俺の名前だけ呼んで、
『ハニはバニラね、はい！』
どうすれば俺だけを見てくれる？
Aとの時間を重ねる度、幸せで温かさが増す。
甘くて少し苦いそんな時間全てがこれから先も続いて欲しくて仕方なくなる。
全てを話したい
全てを受け入れても尚、Aは俺に笑いかけてくれるのだろうか。
JH「…痛い…」
痛くて痛くてたまらない。
締め付けられるような胸の痛みは、ジワジワと広がって泣いてしまいたくなる。
シア「ハニ…」
JH「ごめん、買い物付き合えない」
俺から離れて行かないで
俺の知らない所で泣かないで
俺のこと、愛してよ
重なる気持ちは何なのだろうか。
今までに感じたことの無いこの気持ちに名前はあるのだろうか
今度ジスにでも聞いてみよう。
でもその前に俺は早くAを探して、涙を吹いてあげなきゃ…
スンチョルお前がお気に入りのカフェに来てみな
スンチョルからのカトクに俺は足を進める。
早く行かなきゃ
もっと速く
フワついてるような足元と気持ち。
あぁ、本当に翼の生えた天使だったらいいのに。
そう考える程俺は早くAの元へ飛んでいきたい。
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あんぱんまん(プロフ) - 間違えて1番左の星を押してしまったことをお詫びします(இдஇ`｡) (2022年8月30日 9時) (
レス) @page49 id: 9d9411b7d4 (このIDを非表示/違反報告)
RINKA(プロフ) - こちらこそよろしくお願いします！ (2021年9月10日 22時) (レス) id: c21e96cbb4 (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - RINKAさん» いつも読んでくださり、本当にありがとうございます！こちらこそ読んでいただき、本当にありがとうございます！これからもよろしくお願いします(^^) (2021年9月10日 21時) (レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
RINKA(プロフ) - おめでとうございます。すいさんのお話がとても好きで、いつも読ませて頂いております。いつも素敵な小説ありがとうございます。更新頑張って下さい。楽しみにしています。 (2021年9月8日 18時) (レス) id: c21e96cbb4 (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - うどんさん» コメ主様のその姿を想像して1人でニマニマしてる作者です(ニヤニヤ)嬉しいお言葉ありがとうございます！頑張ります(^^) (2021年8月15日 18時) (レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すい
| 作者ホームページ：http://twitter.com/sui_no_heya
作成日時：2021年7月28日 9時
