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待ちに待った花火大会はやはり真夏ということもあり暑いけど、やっぱり毎年賑わっているだけあって出店も沢山あり楽しそう…なんだけど
JH「なぁ花火まだ〜？」
『だ、か、ら、21時からって言ってんでしょうが！』
JH「暑いし人多いし」
『だから場所取りしてなって言ったじゃん』
JH「Aが買い出し行くって言い出したからだろ〜」
せっかくの花火大会だし、ジスさんとスンチョルさんも誘ったわけなんだけど、花火見ながら何か食べたいと思い買い出し係を申し出たらなぜかハニがついて来た。
絶対文句しか言わないと思ったから場所取りしてなよと言ったにも関わらず、ついて来て案の定文句が止まらない天使。
JH「かき氷ある」
『あ、本当だ。ハニ食べる？』
JH「うん。並ぼ」
そっと私の手首をとるハニとかき氷の列に並ぶ。
夏祭りの雰囲気のせいか、夜のせいかいつもより少しぎこちない雰囲気。
でもそれは全然嫌じゃなくて、むしろワクワクしてしまう自分がいる。
「わっ…あのカップルの彼氏見た？すっごい綺麗…」
「え、あの金髪の人？わぁぁ…王子様みたい…」
「いいなぁ、女の子。でもぶっちゃけ釣り合ってはないよね」
聞こえてるっつの。
悪かったなぁ釣り合ってなくて。て言うか付き合ってないし。
すれ違う女子ほとんどの視線を独占するハニ。
聞こえてないつもりだろうが、すれ違いざまの会話は割と聞こえてるから。
JH「何味がいい？A」
『え、いいよ。自分の分は自分で買うし』
JH「いちごね」
私の返事も聞かずに売ってる人に、いちご味とブルーハワイを勝手に頼むハニ。
さっきの会話絶対聞こえてたから気遣ってくれたのかな…なんて都合のいい解釈。
JH「他に食べたいものは？」
『え？あ、えっとたこ焼き！』
しまった。
りんご飴とかもうちょい可愛いもの言えばよかった…と思っても時すでに遅し。
先程の会話の主の女の子達がクスッと笑うのが耳に入ってしまった。
恥ずかしい…
JH「じゃあ行こ」
『うん』
かき氷を受け取って歩き出そうとした時、
「あのぉ」
後ろから聞こえた甘ったるい声。
振り返ると、少し頬を紅く染めた可愛い女の子。
「お2人って付き合ってますか？」
チラッと送られた視線。
まるで獲物を見つけたハイエナのような眼力。これが肉食系女子ってやつか…なんて考えてしまう。
『いえ、友達です』
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あんぱんまん(プロフ) - 間違えて1番左の星を押してしまったことをお詫びします(இдஇ`｡) (2022年8月30日 9時) (
レス) @page49 id: 9d9411b7d4 (このIDを非表示/違反報告)
RINKA(プロフ) - こちらこそよろしくお願いします！ (2021年9月10日 22時) (レス) id: c21e96cbb4 (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - RINKAさん» いつも読んでくださり、本当にありがとうございます！こちらこそ読んでいただき、本当にありがとうございます！これからもよろしくお願いします(^^) (2021年9月10日 21時) (レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
RINKA(プロフ) - おめでとうございます。すいさんのお話がとても好きで、いつも読ませて頂いております。いつも素敵な小説ありがとうございます。更新頑張って下さい。楽しみにしています。 (2021年9月8日 18時) (レス) id: c21e96cbb4 (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - うどんさん» コメ主様のその姿を想像して1人でニマニマしてる作者です(ニヤニヤ)嬉しいお言葉ありがとうございます！頑張ります(^^) (2021年8月15日 18時) (レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すい
| 作者ホームページ：http://twitter.com/sui_no_heya
作成日時：2021年7月28日 9時
