九 ページ9
SG「さっきから何なのアンタ」
サジャとこの人達が同盟…
なんかスゴい事になってるじゃん…
『いやぁ…うん何でもない』
何となくサジャと知り合いなのはまだ言わない方が良い気がする。
皆の元に戻った時に言おう。
SG「で、どうやってジョンハニヒョンおとしたの」
『なっ…落としてなんかない』
SG「じゃあ何？気づいたらジョンハニヒョンが勝手に惚れたって？」
『そうだけどそうじゃないって言うか…』
SG「僕はもうヒョン達が泣くとこなんか見たくない。女なんか信じない」
怒ってるなんて可愛い次元じゃない。
触れたら壊れそう、必然的にそう思った。
伸ばしかけた手を戻す。
SG「ヒョン達のこと傷つけるつもりなら近寄らないで」
『スングァンくん…正直私は君らのこと知らない。でも、傷つけようなんて思ってないよ。信じてくれなくてもいい、ただ…君がハニ達の元に居れなくなるくらいなら私はここから消える。別に君の場所を奪いたいわけじゃないし』
SG「…」
『ま、言いたいことはそれだけだからさ！』
スングァンくんの肩をポンっと叩き、立ち上がる。
スングァンくんが落ち着くまでアソコには行かない方が良さそうかな…
SG「分からない」
『え？』
SG「僕は…アンタに居なくなって欲しいけどヒョン達は望んでない。だから裏切らないって約束して。聞いたよ、瀕死のジョンハニヒョンを助けたって。僕だってそれは本当にありがたいって思ってる」
立ち上がった私の手を取って、真剣な眼で私を見上げる彼。
SG「約束して。ジョンハニヒョンを…僕らを裏切らないって」
あぁ、そうか。
この子、怖いんだ。女がじゃなくて裏切られるのが。
裏切られた傷は癒えない。それは私がよく知ってること…
でも私にはサジャが居る。
『それも含めて、今から皆に話したいことがある。だから一緒に応接間に行かない？』
SG「話したいこと？」
もしかしたら拒絶されかねない。
でもここで無責任に「裏切らない」なんて約束する方が私は嫌だ。
不安そうなスングァンくんを連れて応接間に戻ると、ものすごい勢いでハニに抱きつかれる。
JH「馬鹿！あんまり1人で出歩かないで！」
『ぐへっ』
WZ「ヒョン、A潰す気？」
ジフンによってハニが剥がされる。
『あのさ、話しておきたいことがある』
JH「ん？なぁに？」
『…その…私、サジャのリーダーの家で居候させてもらってる身なの』
SG「え！？」
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すい(プロフ) - ふくわモチモチさん» 遅くなってごめんなさい！！ありがとうございます！(＾＾) (2021年4月17日 1時) (
レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
ふくわモチモチ - 楽しみにしてます！がんばってください！ (2021年2月27日 23時) (レス) id: 66ebc3e84f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すい
| 作者ホームページ：http://twitter.com/sui_no_heya
作成日時：2021年2月24日 19時
