ヒロインになりたい！【SEVENTEEN】

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すると、バッとジフナに私のリュックが取られる。


『え、何？』


WZ「今どう思った」


『どうしたんだろう』


WZ「これ、返さないって言ったら？」


『いや返してよ』


WZ「そういう事」


ポイッと返されるリュック。
は、何？どういう事？


WZ「今まで当たり前にあった物が急に他人に取られたら返せって思うだろ。それ利用するんだよ」


…ふんふん、つまり？
？って顔をしてる私にジフナが鋭い目で言った。


WZ「明日からはお前から必要事項以外でジスヒョンに近づくの禁止」


『……いやぁぁぁああああああそれだけは嫌だ！！無理！！無理だよ無理！！』


WZ「付き合いたくねぇのか」


『付き合いたいけどそれはヤダよ！！』


耐えられない。
ジス先輩が居ない日々なんて…そんなの…そんなの肉がないすき焼きだ。


WZ「あとは…そうだな、お前ジョンハニヒョンか俺たちと常に居ろ」


『は！？…いやまぁ1人より全然いいけど』


WZ「所有物に成り下がりたくなかったら俺の言うこと聞け。聞けねぇならもう知らん、話も聞いてやらねぇし相談にも乗らない。わかったか」


『……ﾋｬｲ、ﾜｶﾘﾏｼﾀ』


ギロッと私を睨むジフナにもう何も言えなかった。
スニョアとユンジョンハンはずっと笑ってるし…あぁ…私生きてけるのかな


JH「ほら、食べろ」


『…ユンジョンハンがジス先輩になればいいのに…』


JH「お前とんだ失礼野郎だな」


結局その日はユンジョンハンの奢りで夏みかんパフェを食べ、無理やり連絡先を交換させられて解散した。






・



知らない人おチビ、今何してんの



Aジス先輩のこと考えながら夜空に想いを馳せてる



知らない人ウケるw


腹立つなコイツ。
名前、知らない人から自称天使にしてやろうか


知らない人泣いてないならいいわ。明日遅刻すんなよ



…し、心臓に悪い。
不覚にもキュンとしてしまった…
ってなんでユンジョンハン相手にキュンとしてるんだ馬鹿！！！目覚ませ私！！！


『うわぁぁぁあああぁぁぁやだやだやだやだやだやだもう全部やだあああぁぁぁ！！！』


MG「ヌナうるさい！！」


『あ、ご、ごめ…』


自室で奇声を上げて受験生の弟に怒られる始末。


MG「次騒いだら追い出すからね」


可愛い弟も反抗期。
弟よ、ヌナもうダメだわ…

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