全てが違ってく ページ10
DK「じゃあこれ干したら出掛けよう！手伝ってくれてありがとう」ﾆｺｯ
『い、いえ！』
ソクミンさんと残りの洗濯物を干し、最後の靴下を干し終わった。
DK「おーわり！よし、行こっ！」
『は、はい！』
ソクミンさんは黒の手提げカバンを持って歩き出したので私もついて行く。
2人でエレベーターに乗るのはなんだか緊張するなぁと思いながらエレベーターを待つ。
私はドキドキしてるけど、ソクミンさんはどうかな？なんて顔を覗くと鼻歌を歌いながらなんだか余裕そうで少し羨ましかったり…
チーン
という合図と共に開くドア。
2人で乗り込むと、奥から同じマンションのおばさん達が走って来て私達と同じエレベーターに乗り込んだ。
嫌だな…
この人達ズカズカと誰これ構わず色々聞いてくるし、家政夫さん雇ってるなんて聞いたら馬鹿にされそう…
視線を下に移し私だと気づかれないようにするも、どうやら遅かったらしい
「あら？303号室のパクさんよね？あらぁ…彼氏さん？」
『え…あ…』
「近頃の子は女の子でも家事できない人多いしねぇ〜主夫だったかしら？女が仕事で男が家で家事なんてのもあるらしいわよ？」
「あら、そんな事するから家事もできない女が出来上がるのよ〜。外に働きに出るなんて女じゃないわ！」
な、何それ！！
働きに出てるけど私女だし！それに主夫の方だってバカにして！！
ムカつく…
『あの！！』
DK「Aちゃん、同じマンションの方？」
『え？あ…は、はい』
ギュッ
DK「はじめまして！Aちゃんとお付き合いさせてもらってます、イ・ソクミンと申します」ﾆｺｯ
突然握られた手。
彼氏と名乗るソクミンさん。
全てに驚いて声が漏れそうになるのを、ソクミンさんはこちらを向いてウインクして「合わせて」と合図してきた。
あ、合わせてったってソクミンさんがわ、私の彼氏だなんて…
「あらぁこんなイケメンな人が彼氏なんて、やるわねぇパクさん」
『え、えぇ…ありがとうございます…』
うぅぅごめんなさい
彼女面してこんな事言ってごめんなさい全国のソクミンさんのファンの方々…
「私の娘もこんなイケメン彼氏捕まえてくれたらね〜」
「2人は結婚するの？子どもは？パクさん奥手そうだしどこまで…」
半ばセクハラ気味な発言に顔が赤くなっていると、ソクミンさんは私の肩を抱いて
DK「すみません、それは僕らだけの秘密にしたいので内緒で！」
と言って微笑んだ。
そして私の顔は真っ赤になった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 513人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SEVENTEEN」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
寧子(プロフ) - めちゃくちゃうるっとしながら読んでました社畜です… 更新お待ちしております！ (2023年2月9日 8時) (
レス) id: b3d00b40ee (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - きむ ほらんさん» お返事遅くなって申し訳ありません(TT)「あれ！？前より散らかってる！！あらら〜」って笑ってくれそうですねwちなみに私は意識せずとも部屋汚れます(汚) (2021年3月2日 0時) (レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - ssjぺんさん» お返事遅くなって申し訳ありません(泣)ソクミンさんが家に来るってだけで号泣案件ですよねwww (2021年3月2日 0時) (レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
きむ ほらん - そくみんかっこいい！いいですね、そくみんが家政婦だったら彼が来る日、部屋を汚しておいて何か会話を増やしますww (2020年7月11日 19時) (レス) id: 5f76ff942a (このIDを非表示/違反報告)
ssjぺん - 1推しくんのお話ありがとうございます！！家政婦そくみんくん…いいですね笑ちょっと私にも家政婦そくみんくん呼ばせてください笑 (2020年7月10日 21時) (レス) id: 29224f56f6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：すい
| 作者ホームページ：http://twitter.com/sui_no_heya
作成日時：2020年7月10日 15時
